グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年4月28日

QBカウチのトレード交渉に進展か

QBティム・カウチのトレード交渉は、ドラフト終了後、再び活発になってきた。最も合意が困難なのはパッカーズとカウチとの契約の問題であるのは、これまでにもお伝えしたとおり。月曜日、パッカーズのブラント交渉担当とカウチの代理人は話し合いを行い、なんらかの進展があったようだ。三者の中で最も強硬な姿勢を崩さなかったカウチ側だが、この日は「今はまだ交渉を続けているが、合意の可能性は確かにある。もしミニキャンプ前に契約ができれば、彼はミニキャンプに参加するだろう」と代理人は語っている。

日曜日にシャーマンHCは、「もし私ひとりが決めるのであれば、今すぐにでもトレードを成立させるのだが、相手もいることだし。しかも今回は三者が合意しなければならない」と交渉の進展について説明している。ドラフトが終わってもカウチ獲得に名乗りを上げるチームは現れず、その点ではパッカーズの立場が有利になっている。

ブラウンズへのトレード条件は、来年の4巡か5巡指名権あたり(もちろんパッカーズの希望は5巡だ)。おそらくブラウンズ側は「何試合に先発出場したら3巡」などの条件設定を希望しているはずだが、ファーヴが元気なら条件をクリアできるわけはないので、それはパッカーズも飲むだろう。カウチとパッカーズの契約交渉は、何年契約にするかが焦点になっている。カウチは来年再び自由の身になれるよう1年契約を望み、パッカーズはそれではアホらしいので、2年契約を望んでいるらしい。

カテゴリ : Contract/Personnel