グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年4月 7日

ラムズのDEブライス・フィッシャーに興味

パッカーズはラムズの若手DEブライス・フィッシャー(26歳)に興味を示し、すでに先週の金曜日にフィッシャーはグリーンベイを訪問したとのこと。「パッカーズがとても興味を持っているのは間違いない。彼はとてもいい訪問ができた。しかし、ラムズにも決して悪い感情を持っているわけではない。どちらも素晴らしいチームだ。望まれるというのはいつだっていいものだ」と代理人。ただしいまのところ、具体的な交渉は始まってはいない。

DEフィッシャーは現在、制限付きフリーエージェント(用語集参照)となっているため、移籍が実現する可能性は高くない。彼がパッカーズからのオファーシートにサインしても、ラムズが1週間以内に同等の契約をオファーすれば、移籍は阻止できる。ラムズがそうせずに移籍を許した場合、パッカーズは(フィッシャーはドラフト7巡指名だったため)7巡指名権を譲渡する必要がある。しかし、DEウィストロムが抜けたラムズのDL陣にとってフィッシャーの重要性は高まっており、よほどの高額オファーでない限り、ラムズはなんとかして引き留める見込みだ。なお、 RFA選手が他チームと交渉できるのは、4月16日まで。

空軍士官学校から1999年のドラフト7巡でビルズに指名されたフィッシャーは、2年間の軍役を終えて、2001年にNFL入りした。ビルズでの1年目は13試合に出場(先発2試合)し、3サックを記録。しかし翌2002年は開幕ロースターに残れずに解雇され、ラムズに拾われた。そのシーズンは4試合しか出場できなかったものの、プロ3年目の昨季は左右両DEの控えとして全試合に出場した。今オフは先発DEウィストロムがシーホークスに移籍したため、スターターに昇格するチャンスを迎えている。

カテゴリ : Contract/Personnel