グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年2月23日

ジョー・フィルビン

昨年2月に、アシスタントOLコーチとしてアイオワ大からやってきた、ジョー・フィルビン。シャーマンHCは彼を、ベクトルOLコーチ(が引退した場合)の後釜と考えているようだ。今オフ、2つか3つののチームが、フィルビンにOLコーチとしての面接を受けるよう求めてきた。しかしシャーマンHCとフィルビンが話し合った結果、チームに残ることを選択した、とシャーマンHCは話している。このことから、チーム側は彼に将来のポストを約束したのだろう、と推測されるわけだ。

彼が注目されるのは、やはりアイオワ大のOLコーチ時代に優れたラインマンを多く育て、NFLに送り込んだことを評価されたから。昨年はアイオワ大のOLから3人がドラフト指名され、今年のドラフトで1巡上位指名が確実の、OTロバート・ギャラリーも彼の教え子だ。「昨年と今年のアイオワの選手だけでも、フィルビンに注目が集まるのはわかる。彼は非常に優れたフットボール・コーチだ」とシャーマンHC。

現在のラリー・ベクトルOLコーチが、NFLじゅうから高い評価を受けているのは言うまでもない。しかしヒザがかなり悪く、キャンプではゴルフカートで練習を見て回ることもある。61歳のベクトルが、来年あたりで第一線を退く可能性をシャーマンHCに漏らしたとしても不思議ではない。

ところで、ジャゴジンスキーの解雇によって空席となっているTEコーチの座が、いまだに埋まっていない。何人かの候補とは面接したようだが、もしめぼしい候補がいなければ、フィルビンをTEコーチにする可能性も十分ある。

カテゴリ : Coach/Front Office