グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年1月17日

ドナテルDCとジャゴジンスキーTEコーチを解任!

エド・ドナテルショッキングな逆転負けから5日、シャーマンHCは記者会見を開き、エド・ドナテルDCとジェフ・ジャゴジンスキーTEコーチの解任を発表した。ドナテルDC解任の理由について、「今は、我々のディフェンス陣には、違うリーダーシップが必要だと感じた」と曖昧な表現に留め、シーズン全てを評価した結果だ、としている。しかし、イーグルス戦の第4Qに4thダウン26を守りきれなかったプレーが直接のきっかけであろうことは、衆目の一致するところだ。また、ジャゴジンスキーTEコーチについては、「フィロソフィー上の相違」が原因とのこと。

シャーマンHCの就任からまる4年、人材の流出でなく、彼がスタッフを解任したのはこれが初めてのこと。「コーチ個人に留まらず家族にも影響が及ぶことだから、これは非常に難しい決断だった。しかし、これが今必要な決断なのだと、このフットボールチームのために最善の判断をしなければならないのだと私は考えた」 とシャーマンHC。ドナテルDCは、シャーマンを自分の教師であるとともに友人でもある、と呼び、「別の方向へ進みたいとヘッドコーチが望んだからだ。一つの事件がきっかけになったわけではない」 とコメントしている。

後任のコーチについては未定。チーム内部と外部の両方から候補を検討する、とのこと。チーム内では、スロウィックDBコーチがベアーズとブラウンズで、また、ダフナーLBコーチがベンガルズで、それぞれディフェンシブ・コーディネーター経験がある。

金曜日の朝8時20分ごろ(現地)、「10時に重大な発表がある」とのアナウンスがあり、それが地元ラジオ局で報じられ、公式サイトにも予告が掲載された。QBファーヴが敗戦後まったくメディアの前に姿を現さないこともあって、「ひょっとして引退発表か」とファンもメディアも一時騒然となった。直前になって、「ファーヴの件ではなく、コーディネーターの解任らしい」という内部情報が流れ、ホッとひと安心。確かにDC解任はビッグニュースには違いないが、ファーヴの引退に比べれば・・・・。

カテゴリ : Coach/Front Office