2003年レギュラーシーズンのパッカーズのスタッツをまとめてみました。第8週のバイウィークの時点での数字と比べて見ると、変化がわかるはず。
オフェンス | |||||||||||
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Total | 得点 | ラン | ラン(1回) | ランTD | Fum.Los | パス | パス% | パスTD | INT | サック | 3Down% |
362.4 | 27.6 | 159.9 | 5.0 | 18回 | 11回 | 202.5 | 65.5% | 32回 | 21回 | 19回 | 41.1% |
4位 | 4位 | 3位 | 2位 | 5位 | 12位 | 16位 | 2位 | 1位 | 28位 | 3位 | 4位 |
パッカーズは例年、パス攻撃が10位以内、ラン攻撃が15位前後というチームでしたが、今年は完全に逆転。素晴らしいラン攻撃がチームを引っ張りました。ファーヴのパス成功率65.5%はキャリア最高、それに3rdダウン成功率の高さは、彼の力がまだまだ衰えていないことを示しているのではないでしょうか。また、ファーヴのインターセプトはシーズンを通じて多かったのに対し、RBグリーンのファンブル問題はシーズン後半大幅に改善。バイウィーク時には24位だったファンブルロスト数が12位にまでアップしたのが、ターンオーバーレシオの改善に大きく貢献しています。なお、ファーヴのファンブルロスト5回はキャリア最少。
ディフェンス | |||||||||||
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Total | 失点 | ラン | ラン(1回) | ランTD | Fum.Rec | パス | パス% | パスTD | INT | サック | 3Down% |
318.89 | 19.2 | 106.3 | 4.1 | 10回 | 21回 | 212.5 | 55.3% | 18回 | 21回 | 34回 | 37.3% |
17位 | 11位 | 10位 | 16位 | 6位T | 24位 | 23位 | 5位 | 9位T | 8位T | 19位T | 14位 |
バイウィーク時には19位だったラン守備が10位に、28位だったパス守備は23位にアップ。相手の3rdダウン成功率も28位から14位にアップ。ディフェンスの安定が後半のチームの好調さに結びついたのは間違いありません。ただし、シーズン前半にはSEA・KC・STLと攻撃力のあるチームとの対戦が多かったのに対し、後半はオフェンス不調のチームとの対戦が多かったことも無視できません。また、失点が22位から11位にアップしたのは、オフェンス陣の犯すターンオーバーが減ったことも貢献していそうです。
ターンオーバー | ||||||
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Takeaways | Giveaways | DIF | ||||
Total | Int | Fum | Total | Int | Fum | |
32 | 21 | 11 | 32 | 21 | 11 | ±0 |
10位 | 8位T | 19位T | 25位 | 26位T | 13位T | 14位T |
シーズン半ば過ぎまで大きくマイナスしていたターンオーバーレシオでしたが、終盤の頑張りで±0と盛り返してシーズンを終えました。ディフェンスが奪う数も増えましたが、ファンブル数が激減したことが大きかったのは明らかです。最初の7試合で7ファンブルロスト、その後の9試合で4ファンブルロスト。改善したとはいえ、昨年は+17だったターンオーバーレシオが±0となったのが、12勝4敗と10勝6敗の違いになったのかも。
スペシャルチーム | ||||||||
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Kickoff | Punt | Kickoff Return | Punt Return | Field Goals | ||||
(飛距離) | Coverage | (飛距離) | Coverage | Net | 成功率 | 回数 | ||
58.6 | 20.8 | 41.3 | 9.9 | 34.6 | 23.6 | 7.9 | 88.5% | 23回 |
28位T | 11位 | 16位 | 14位 | 16位T | 5位T | 22位 | 4位 | 13位T |
KロングウェルのFG成功率88.5%は素晴らしいの一言。パッカーズより上にいる3チームは全てドームを本拠地にしています。キックオフの飛距離が出ないので過小評価されがちですが、敵陣30ヤード以内に攻め込めば確実に得点してくれるキッカーの存在価値は計り知れません。バイウィーク時に21位だったキックオフリターンですが、RBダヴェンポートを起用してから大幅に向上し、終わってみれば5位タイに。一方、1位だったキックオフカバレッジは、雑なカバーが目立つようになり11位にダウン。チャットマンのパントリターンは相変わらずそこそこ。判断ミスをしないのは評価できますが。