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Notebook: ウルフ元GMがドルフィンズへ?
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年12月31日
- フロント再建を図るドルフィンズのGM職の有力候補に、元パッカーズGMのロン・ウルフの名前が挙がっている。パッカーズは2001年春に彼が引退した時に、顧問として3年契約を結び、いわば「捨て扶持」を払ってきた。2002年春にファルコンズのGMのオファーを受けたが、契約直前まで行って断ったこともある。その時にはパッカーズは代償としてドラフト指名権を要求したが、今回は契約が切れる直前、ということもあって、ドルフィンズにウルフと交渉する許可を与えたようだ。ウルフ自身はこれまでどおり、「引退生活に満足している」とのコメントを繰り返しているが、条件次第ではわからない。ただ最低でも、ヘッドコーチの首をすげかえることも含めた人事の全権を与えられなければ、就任はしないだろうと見られている。
- パッカーズの2004年のドラフト指名順は、いまのところ24位。正式に決まるのはプレーオフの成績しだい。
- DEチューキー・ウォコーリーは手首を骨折してしまったため、シーホークス戦では大きなキャストをつけてドラえもん状態でのプレーとなる。LGウォールも同様。
- CBマイク・マッケンジーは少なくとも水曜日の練習は休み、復帰するのは木曜日か金曜日。
- DTギルバート・ブラウンはヒザの腫れのためにブロンコス戦を欠場したが、無理をすれば出られる状態ではあった。しかしブロンコスの得意な足元へのカットブロックを受けて悪化させることのないよう、大事を取ったとのこと。
- ふくらはぎの筋肉を痛めたLBウィルキンズは、"doubtful"とのこと。
- プレーオフ出場が決定した日曜の夜から発売された13,000枚のチケットは、月曜の午後3時には売り切れた。
- プレーオフをホームで開催するといっても、チケット売り上げはいったんNFLに吸い上げられてしまうため、チーム側の増収分はさほどでもないらしい。それよりも大きいのは、ホテルやレストラン、グッズ販売など、地元経済への影響だ。「市や郡にとって、非常に大きいと思う。見てみるといい。試合の翌日だというのに、アトリウムは人で溢れ、駐車場もいっぱいだ」とハーラン社長。
- 大逆転劇で一躍パッカーズファンの心をつかんだカーディナルスのQBジョシュ・マカウン。「今ならウィスコンシンの州知事にだってなれる」というジョークもある。マカウン本人は、「子供の頃から僕はブレット・ファーヴの大ファンだった。だから、彼らがプレーオフに進む手助けができて嬉しい」と語っている。QBファーヴが父親を亡くした直後のマンデーナイトゲームには、QBマカウンも感動したと言う。「あの試合でのブレットのプレーには、僕も涙が出た。パッカーズの幸運と、ファーヴのご家族のことを祈っている」
- 逆転TDパスキャッチを決めてくれたカーディナルスのWRネイサン・プール。グリーンベイ市長はWRプール夫妻を今度の試合に招待することを計画している。地元ラジオ局では、彼へのプレゼントとお礼のカードを募っている。
- グリーンベイ市長とシアトル市長の賭け。グリーンベイが勝てばその点差に応じてシアトルからシーフードをプレゼント。シアトルが勝てばその点差に応じてグリーンベイからチーズをプレゼントする、とのこと。