グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年10月28日

2003年シーズン前半 スタッツ集

7試合終了時点でのパッカーズのスタッツをまとめてみました。第8週の日曜日終了時点(しかしマンデーナイトゲーム終了前)での数字なので、チームによって消化試合数が8試合から6試合とバラつきができてしまっています。そこで、TD数やINT回数など、試合数がものを言う順位はグレーにしてあります。

オフェンス
Total 得点 ラン ラン(1回) ランTD Fum.Los パス パス% パスTD INT サック 3Down%
353.6 28.6 139.0 4.9 11回 7回 214.6 67.6% 13回 9回 6回 44.2%
5位 4位 5位 4位 2位 24位 13位 2位 5位T 21位T 2位T 3位

ラン攻撃は、ファンブルロスト以外文句なし。ホルムグレンHC時代以来、パッカーズの攻撃はパスが一桁順位、ランが真ん中ぐらい、というパターンが多かったのですが、今年はそれが逆転しています。ここには数字を挙げていませんが、パス成功の最長が36ydsというのはNFL最下位。パス成功率や3rdダウン成功率が非常に高いのに、パス攻撃が13位というのは、ショートパス主体でロングボムが不発、というのが響いているようです。被サックの少なさは優秀。ランブロックも含め、OL陣は今季前半のMVPかも。

ディフェンス
Total 失点 ラン ラン(1回) ランTD Fum.Rec パス パス% パスTD INT サック 3Down%
362.9 23.7 116.1 4.3 6回 3回 246.7 56.8% 10回 9回 12回 45.5%
29位 22位 19位 22位 16位T 24位T 28位 9位 20位T 8位T 22位T 28位

パス守備が、昨年の3位から28位に暴落。それに伴って、トータルディフェンスも昨年の12位から29位に急降下しています。ラン守備は昨年の21位から今年は19位に。平均が4.8yds(29位)から4.3ydsに向上しています。しかし、相手の3rdダウンを45.5%も成功させてしまっているのが致命的。1試合でのディフェンスのプレー回数も、61プレーから68プレーに増えています。失ったヤーデージのわりに失点が少ないのは、フィールドポジションが少し改善されているからでしょうか。

ターンオーバー
Takeaways Giveaways DIF
Total Int Fum Total Int Fum  
12 9 3 16 9 7 -4
13位T 8位T 24位T 25位T 21位T 24位T 21位T

昨年はターンオーバーレシオが +17でNFL1位タイ。これが接戦をモノにする原動力でした。今年は、ロスト数が増えている(1試合平均1.7個が2.2個に)のは事実ですが、奪うターンオーバー数が昨年の1試合平均2.8個から1.7個に減っているのが大きい。守備陣がビッグプレーで相手オフェンスを止めることができず、ずるずると1stダウンを重ねられていく、という負けパターンが見えてきます。

スペシャルチーム
Kickoff Punt Kickoff Return Punt Return Field Goals
(飛距離) Coverage (飛距離) Coverage Net     成功率 回数
57.0 18.4 40.7 10.0 34.0 21.1 7.3 100% 8回
32位 1位 20位T 19位 24位 21位T 24位 1位T 21位T

キックオフのカバーチームが驚異的な頑張りを見せています。最長で38ydsしか許していないのも立派。Kロングウェルの飛距離が出ないのは確かですが、キックオフが平均で57ydsというのは、チーフス戦で何本もアウトオブバウンズに蹴り出してしまったのが、敵陣40ヤードまでしか飛ばなかった扱いになっているのでしょうか。フィールドゴールは、50ydsを含めて全て成功させています。KRチャットマンのリターンは、昨季のリターナーたちよりはマシになっていますが、この数字では、やや期待はずれと言わざるをえません。

カテゴリ : Football