グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年10月22日

Sダレン・シャーパーが声を上げる

ターンオーバーが直接の決め手になっているとはいえ、今季のチーム不振の元凶がディフェンス陣のもろさであることは言うまでもない。それを最も痛切に感じているリーダー格のSダレン・シャーパーが、チームメイトやプレーコールをかなり手厳しく批判した。バイウィークを前にして、ここは多少の波風を立ててでも、流れを変える必要があると思ったのかもしれない。

「僕はパッドを身につける時、勝利を求めるのと同時に、自分が何かビッグプレーをするんだという気構えでいる。高い給料を貰っていながら、場内アナウンスで名前を呼ばれることが少なければ、それは自分がちゃんと仕事をしていない、というだけでなく、その給料に値する仕事をしていない、と思うんだ。だから、最近、高額契約を手に入れた選手の名前が、場内であまり呼ばれないようなら、そんな金は他のヤツにやってもよかった、そうじゃないか?」とSシャーパー。名指しこそ避けたものの、今春に契約延長したDTハントやDEバジャ=ビアミラを指しているのは明らかだ。

「勝つためのタレントは揃ってる。今以上に勝てるはずのタレントがね。去年のことを考えてみればいい。ディフェンス陣のスターターを6人も欠いて、僕らはディフェンディング・チャンプのペイトリオッツに勝ったんだ。だから、タレント不足が不振の原因だとは決して思わない。むしろ、活力や、必死の努力や、実行力だろう」

Sシャーパーは、ドナテルDCのプレーコールにもフラストレーションを感じているようだ。もちろん、相手QBにプレッシャーをかけられない、という点だ。 「僕を1試合に1回しかブリッツに使わないというのは、相手オフェンスを混乱させるのにあまり効果的ではなかった。これまでにも言ってきたことだけど、サラブレッドを持ってるなら、それを使うべきだ。僕は試合を終える時、疲れ果てた状態でいたい。勝つためにあらゆる方法で僕を使ってほしいからね」

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