グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年10月17日

DTターデル・サンズがロースターに昇格

DEジョー・ジョンソンがインジャリー・リザーブ入りしたために空いた枠を使い、パッカーズはプラクティス・スクワッドからDTターデル・サンズをロースターに昇格させた。非常に粗削りな若手選手で、サイズもパワーもあるが、NTとしては重心が高いのが問題、と言われていた。しかし今年のキャンプ序盤ではその弱点も解消し、パワフルな動きを見せて注目を集めた。しかしその直後に足首を捻挫してしまい、完全には回復しないままプレシーズンを終え、開幕ロースター入りを果たせなかった。

DTサンズはもうじき24歳。身長6フィート7(201cm)、体重337ポンド(153kg)の長身ノーズタックル。テネシー大チャタヌーガ校から、2001年のドラフト7巡指名でチーフス入り。しかし足のケガや右手の骨折で全くプレーできず、2002年春にはNFLヨーロッパでプレー。2002年シーズンの途中に、チーフスからパッカーズのプラクティス・スクワッドに移ってきた。

パッカーズは今回、7人のDLを招いてワークアウトを行ったが、システムになじんでいることもあって、彼が内部昇格することになったようだ。これでノーズタックル陣はギルバート・ブラウン、ロッド・ウォーカー、そしてこのサンズの3人に。チーフス戦同様、ウォーカーをDEに回すというサイズ重視の布陣にする意図なのか、それとも適当な代役DEが見当たらなかったのだろうか。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player