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Packers - Seahawks Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年10月 7日
- 「どうしてもこの試合は勝ちたかった。ホームでは決して負けてはいけないが、今年はすでに一つ負けてしまっている。ここを再び、相手チームが来たがらない場所にしなきゃいけない。今日はそれができたと思う」とQBブレット・ファーヴ。
- RBグリーンやQBファーヴと同様に称賛を集めているのが、完璧なゲームプラン、プレーコールを見せたトム・ロスリーOC。ランとパスを巧みに織り交ぜ、QBファーヴの得意なロールアウトを多用し、相手ディフェンスに最後まで的を絞らせなかった。「ロスリーOCは素晴らしいプレーコールをしてくれた」とQBファーヴ。しかし、ロスリーOC本人は、オフェンス陣のケガが治って、ようやく駒が揃ったおかげだ、と謙遜している。
- 3TEフォーメーションを頻繁に使ったり、OTバリーを3人目のTEとして加えたり、RBフィッシャーをレシーバーとしてセットさせたり、WRフリーマンをバックフィールドからモーションさせたり、RBグリーンとRBフィッシャーを同時に使ってスプリットバックとしたり、パッカーズにしては多様なフォーメーションを使った。
- オフェンスの大量得点のおかげで、後半はボロをあまり出さずにすんだ観のあるディフェンス陣。ドナテルDCは後半に入ってブリッツを増やし、QBハッセルベックに投げ急がせることには成功した。「前半はハッセルベックのミスが少なかった。彼に悪いパスを投げさせるために、手を打つ必要があったんだ」とSシャーパー。
- Sダレン・シャーパーは今季初インターセプト。「僕はけっこうスタッツを見る方だから、INTの欄がゼロ、というのは気になってた」
- ディフェンス陣の中で健闘したと言えるのはDB陣。シーホークスの強力なパスオフェンスを相手に、20yds以上のパスをほとんど許さなかった。
- 最近加入したばかりのCB/Sホーソーン。Sエドワーズの欠場もあって6人目のDBとしてダイム隊形で登場。移籍後初サックを記録した。
- 第3Qには、3-4隊形を1プレーだけ使ったようだ。DLがDEピーターソン、DTウォーカー、DEウォコーリーの3人。LBがバーネット、マーシャル、レノン、ウィルキンズの4人。3-4隊形はドナテルDCの就任4年目にして初めての試みだったが、RBアレクサンダーに7ydsのランを許した。
- ケガ人は、DEジョー・ジョンソン(右上腕)、DTギルバート・ブラウン(左ヒザ)、DEウォコーリー(右ヒザの捻挫)、LBディッグス(右ヒザの捻挫)、LBレノン(右ヒザの捻挫)、LGウォール。LBの2人以外は試合に復帰。どれも月曜日の検査待ちだが、LBレノンが一番軽そう。