グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年9月18日

ルーキーたちの現状

今年パッカーズからドラフト指名された8人の選手は、まだ開幕第2週ながら、それそれ違った形でルーキーシーズンを送っている。以下は彼らルーキーたちの現状だ。(なお、今年のドラフト外ルーキーは一人も開幕ロースター入りを果たせなかった)

1巡 LBニック・バーネット

最初のミニキャンプから評判は良かったが、シーズンに入ってもさらに評価を上げている。第2週のライオンズ戦では12ソロタックル、1INTの大活躍でルーキー・オブ・ザ・ウィークの最有力候補。今年どこまでやれるかは別として、いずれ彼が優れたLBになることを疑う声は聞かれなくなった。パッカーズは久しぶりに1巡指名を成功させた。

3巡 DT/DEケニー・ピーターソン

ドラフト直後は 「いい指名だ」と言われたが、7月、8月とキャンプが進むにつれ、そのような声は聞かれなくなった。「サイズもスピードも中途半端」というドラフト前の指摘が、現状では当たってしまっている。1週、2週とアクティブ登録されず、まだ初出場を果たせずにいる。

5巡 DTジェームズ・リー

キャンプ初日にヒップの痛みで退場し、全く練習できないままインジャリー・リザーブに。NTギルバート・ブラウンの後継者に、と期待されただけに残念。今年はしっかり鍛えて来年に期待したい。

5巡 LBハンター・ヒレンマイヤー

LBバーネット、LBレノン、LBマーシャルとMLBをプレーする選手が3人もいるため、キャンプでもプレシーズンゲームでも出番が少なかったのは気の毒。シーズン第1週はアクティブ登録から外れ、WR補強のあおりで解雇。ベアーズのプラクティス・スクワッドに入ったが、今日見た限りでは、ベアーズのリストに名前がない・・・。

6巡 OTブレナン・カーティン

右タックル専門かと思われたが、キャンプでは左タックルもこなせるフットワークの良さを見せ、ベクトルOLコーチを喜ばせた。将来性は評価されたものの、今年はまだ修業中の身。第1週、第2週とアクティブ登録はされず、上位選手にケガ人が出ない限り、出場のチャンスはなさそうだ。

7巡 CBクリス・ジョンソン

キャンプを通じて、LBバーネットの次に評価が高かった。CBウェストブルックの戦線離脱で4番手CBを確保し、3番手を争う勢いだったが、彼自身もヒザを悪くしてインジャリー・リザーブ入りとなった。素晴らしいパスカバー能力を見せていただけに残念だが、来季への期待は大きい。

7巡 WR/KRデアンドリュー・ルービン

リターン・スペシャリストとして期待されたが、ミニキャンプ、トレーニングキャンプとケガばかり。開幕ロースターに残れずに解雇され、今のところ無所属のようだ。

7巡 WRカール・フォード

かなりの細身ながら、意外に完成度の高いプレーを見せて5番手WRの座を確保。さらに4番手をうかがう勢いだったが、プレシーズン最終戦でヒザをケガしてインジャリー・リザーブへ。それほど大きなケガではないだけに、CBクリス・ジョンソン同様、来季に期待。

7巡 LBスティーヴ・ジョシュー

キャンプでは、粗削りながら高いポテンシャルを見せて、将来性を評価する声も多かった。大方の予想通りプラクティス・スクワッドで開幕を迎えたが、シーズン中の昇格はよほどケガ人が出ない限り無理か。

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