グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年9月11日

WRアントニオ・フリーマンと契約

火曜朝に首脳陣の前でワークアウトを行ったWRアントニオ・フリーマン。代理人とパッカーズ側の交渉は火曜深夜に及んでも合意に至らなかったが、水曜朝、ようやく契約が結ばれた。Wisconsin State Journal 紙によると、198ポンドと体も絞れており、なかなか良い内容のワークアウトだったようだ。この記事によると、今週の対戦相手ライオンズも彼の獲得に乗り出して事態が複雑になったが、これはむしろライバルチームの補強を妨害する意図の方が強かったのではないかと見られている。

おなじみの背番号86は、ルーキーのWRカール・フォードが着けていたが、彼はヒザの負傷でインジャリー・リザーブ入りしてしまったため、ちょうどいいとばかりに、元の持ち主のフリーマンが着けることになった。

また、フリーマンと同時にワークアウトを行ったWRクリス・ジャクソンとも契約した。彼は、昨夏パッカーズのキャンプに参加し、やはりケガ人の続出した第4週CAR戦だけ契約して出場。今年はドルフィンズのキャンプに参加し、8月末に解雇。今回ワークアウトが終わったあとは、フリーマンの契約がまとまるまで、ホテル待機を命じられていた。

WRフリーマン、WRジャクソンと入れ替わりに解雇されたのは、先日ハムストリングを痛めたWRカーステン・ベイリーと、ドラフト5巡ルーキーのLBハンター・ヒレンマイヤー。次にカットされるならCBコームズかCBスウィニーだろうと見られていただけに、ヒレンマイヤーが犠牲となったのはやや意外だ。一日経っても他チームから声がかからなければプラクティス・スクワッドに入れ、負傷したWRが復帰しだいWRジャクソンをカットしてヒレンマイヤーをロースターに戻す、というシナリオも考えられる。

また、パッカーズはWRフランク・ライスをプラクティス・スクワッドに加えた。コロラド州立大の出身で、昨年はブロンコスのプラクティス・スクワッドにいた選手とのこと。代わりに解雇されたのは、先日契約したばかりのOGカウラナ・ノア。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player