グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年9月10日

補強の第一候補はやはりフリーマン

WR陣のケガ人続出で、急きょフリーエージェントを探すことになったパッカーズ。第一候補は、やはりパッカーズのオフェンスになじみの深いアントニオ・フリーマンのようだ。彼はすでに月曜の夜グリーンベイを訪れ、シャーマンHCはじめチーム関係者と会談。条件面での提示を受けて、火曜日中には彼自身が決断を下すはずだ。「フリーマンなら、システムをよく知ってるし、非常に豊富なプレー経験もある。かつてのスピードはないだろうが、本当に賢い選手で、相手のカバレッジを察知したり、ゾーンの隙間を見つけることに長けている」とロスリーOC。

フリーマンがサラリーカットを拒否して昨年6月にパッカーズを解雇されるまで、シャーマンHCとの関係が、必ずしもしっくり行っていなかったのは周知の事実だ。そのことを聞かれたシャーマンHCは、「契約の見直し交渉ともなれば、多少の悪感情が残るのはいつものことだ。でも正直言って、私はアントニオとはなんの問題もないよ」と説明している。

障害となりうるのはやはり条件。金銭面と、プレー機会の両方で、彼のプライドを満足させることができるかどうか。ドライバーもファーガソンもベイリーも、長期欠場を要するほどのケガではない、という点が問題となる。フリーマンにしてみれば、今週はチヤホヤされて先発出場できても、2週間経ったら4番手に降格、またはクビ、というのでは馬鹿らしい。そのあたりをチーム側がどう説得するかがカギになりそうだ。レイ・シャーマンWRコーチも、「その点はヘッドコーチとフリーマンが話し合って解決する必要があるだろうね」と認めている。

カテゴリ : Contract/Personnel