グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年8月26日

Sスコット・マギャラハンをトレードで獲得

ドルフィンズとの間でトレードが成立し、パッカーズは控えセーフティのスコット・マギャラハンを獲得する、との正式発表があった。トレード条件は、2006年のドラフト7巡指名権(条件付き)。背番号は43。月曜日から練習に参加する。

元はといえば、マギャラハンは1998年のパッカーズのドラフト5巡指名。4巡のWRブラッドフォード、6巡のQBハッセルベックの間で指名されている。グリーンベイでは3年間プレーしたが、なかなか芽が出なかった。そして2年前の夏、パッカーズはクリス・エイキンズとマギャラハンの間で迷ったあげく、エイキンズをロースターに残した。ところがエイキンズはシーズン中にシャーマンHCとトラブルを繰り返し、けっきょく解雇(その後ブラウンズへ)。

いっぽうドルフィンズに拾われたマギャラハンは、スペシャルチームのエース格として2シーズンにわたって活躍。期待を裏切ったエイキンズのことを考えれば、パッカーズの選択は裏目に出たことになる。ただし、このマギャラハンも、本職のセーフティとしては、ほとんど出番はなかったようだ。セーフティ陣の層が厚いドルフィンズではもうチャンスはない、と判断したマギャラハンは、先週の日曜日に「トレードに出してくれ」とチーム側に頼み、ドルフィンズはその願いを聞き入れた。

今オフのパッカーズはセーフティ陣の補強が進まず、ようやく台頭したCB/Sウェストブルックも、アキレス腱断裂で戦線離脱。マギャラハンならスペシャルチームの強化にもつながり、トレード条件も安価のため、理想的なトレードと言えるかもしれない。さしあたって4番手セーフティの座を(CB兼任の)ジャコビー・シェパード、ジェレミー・ユナートルあたりと争うことになる。ただし、すでに29歳で上がり目があまり見込めないことは、開幕ロースター入りへのネックになるかもしれない。

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