グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年8月25日

パンサーズ戦のまとめ

ケガ人

一番心配なのは、RGマルコ・リヴェラの左ヒザ内側側副靭帯(MCL)の捻挫。ただし、昨シーズン中も、両ヒザの靭帯をもっとひどく断裂したまま、彼は一度も欠場しなかった。とにかく、詳しい検査待ち。

Sダレン・シャーパーの鼠蹊部は、リヴェラと比べれば軽そう。その他のケガ人は、CB/Sシェパード(親指の靭帯断裂)、RBナジェ・ダヴェンポート(ハムストリング)、QBクレイグ・ノール(手の打撲)。

ノーズタックル

ギルバート・ブラウンは合計9スナップをプレー。特に自陣ゴール前での踏ん張りは彼ならではのもの。「あれはまさに、"ヴィンテージ" ギルバートだった」とDTハント。ギルバート本人は、「少し痛みはあったけど、手に負えないようなものじゃない。これはまだ第一歩だし、これからどうなるか、だよ」と語っている。開幕ロースター入りに大きく前進したのは確かだ。

2番手として出場したのは、プレシーズン初登場となるロッド・ウォーカー。肩には痛みはない、とのこと。3番手としてノーズタックルをプレーしたのは新加入のラリー・スミス。彼は後半まるまる出場し、スティーヴ・ウォーレンとターデル・サンズは全く出番なしだった。解雇される前触れだろうか?

LB陣

ラインが良くなったせいか、若いLB陣の出来も満足いくものだった。先発陣だけでなく、控えのLBハンター・ヒレンマイヤーLBスティーヴ・ジョシューもポテンシャルの高さを見せた。

オフェンスライン

強力なパンサーズDL陣が相手だったが、RTマーク・タウシャーLTチャド・クリフトンが、QBへのプレッシャーを(ブリッツなしでは)あまり許さなかったのは評価できる。

3番手QB争い

QBクレイグ・ノールは、株を上げることも下げることもなかったが、QBアキリ・スミスは「こりゃあ、やはりダメだろう」という見方が固まりつつある。

アウェーチーム用ロッカールーム

昨シーズンのランボーフィールドでは、パッカーズ用ロッカールームはゴージャスに完成していたものの、アウェー用は(なかば故意に)完成が遅れたため、トレーラーホームなどを利用した、手狭な仮住まいだった。狭く寒く汚く、シャワーやトイレも少なかった。しかしようやく新ロッカールームが使えるようになり、昨年苦しめられたパンサーズの選手たちは大喜び。「ケツが凍えそうになったんだよ。外はたいして寒くもないのにさ。去年はホントひどかったよ。このロッカールームは素晴らしいね。あんなトレーラーなんか、ゴミ箱に捨てちまえばいいんだ」とCBカズン。

カテゴリ : Game