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Day 17: 新人WRフォード好評
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年8月 9日
- 夜間の雨のためにフィールドの状態が悪く、木曜日の練習は室内練習場へ。「昨日は外でやったが、滑って仕方がなかった。今日はさらにソフトになっている。たくさんのファンが来てくれているのにこのようなことはしたくないが、選手をケガから守ることが第一なので」とシャーマンHC。良い面もある。アトランタのジョージア・ドームは、パッカーズの室内練習場と同じ、FieldTurf というイマ風の人工芝を採用しているのだ。
- ケガ人が増えているWR陣の中で、着実に評価を上げているのが7巡指名ルーキーのWRカール・フォード。体重179ポンド(81kg)という細身はまだ頼りないが、スピードやクイックネスだけでなく、ルート取りや相手CBとの競り合いに独特のセンスの良さがある。精神面で成熟していることも、首脳陣は高く評価。すでに5番手WRの座は確保した感じだが、4番手のベイリーよりも良い、と見る記者も出てきている。
- アンダーソンとエドワーズのどちらが先発セーフティになるのか、シャーマンHCはいまだに(表向きは)結論を出していない。シャーパーは練習には参加しているが、次のファルコンズ戦も自重する可能性が高く、そうなると再び若手2人が先発することになる。
- 新加入のTEウェスリー・ウォールズだが、パッカーズオフェンスの習熟が早いため、ファルコンズ戦に少しだけ出場することになりそうだ。いっぽうTEマーティン(ハムストリング)とTEタイロン・デイヴィス(ヒザ)は欠場の予定。
- 昨日から練習に復帰したWRロバート・ファーガソンは、今日はさらに練習量を増やしている。RBアーマン・グリーンは脱水症状のため午後の練習を休んだ。
- キャンプ初日にヒップを痛め、それ以来練習に参加できていない5巡指名ルーキーのDTジェームズ・リー。それでも「そのあいだに10ポンド減量した」とシャーマンHCは評価。くさらずに頑張れ、ということだろう。うまくいけば来週中から練習に復帰できるだろう、とのこと。
- プロ人事部長のレジー・マッケンジーは、いま現在、チームで最も弱いのはノーズタックルだと見ている。レッドスキンズを解雇されたDTダン・ウィルキンソンの獲得も、全くないわけではないようだ。「1996年シーズン中にWRアンドレ・ライゾンを獲得した時も、現場のコーチたちは『こんな選手いらないのに』という雰囲気だった。でも実際にチームに加わったら、とても上手くいった」と人事部門のプライドを覗かせている。