グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年8月 7日

TEウェスリー・ウォールズが正式に契約

元パンサーズのTEウェスリー・ウォールズが正式にパッカーズと一年契約を結んだ。契約ボーナスは$25,000ドルで、ベースサラリーは10年以上ベテランの最低額、$755,000ドル。昨年から実施されたベテラン優遇策により、サラリーキャップには$475,000ドルしかカウントされない。水曜日から練習に参加する予定だが、土曜日のファルコンズ戦まで実質的に2日間しか練習できないため、出場できるかは微妙だ。

「グリーンベイのような良いチームでプレーし、チームをさらに前進させる手助けができるのはとても嬉しい。1996年シーズンのことはよく憶えている。パッカーズはTEチュムラがいるところに、TEキース・ジャクソンを獲得し、2人の非常に優れたTEを揃えた。そうなると、オフェンスが良くなることは証明済みなわけだ。私は、チームに新たな側面を加えることができればいいと思っている」とウォールズは期待を語る。「急にチームに加わって、エースになろうなどという幻想は抱いていない。フランクスが毎年成長し続けるのを見てきたし、プロボウルで会ったこともある。彼はとても謙虚で、フットボールに真剣に取り組んでいる。彼と一緒にプレーするのが楽しみだよ」

パッカーズ首脳の前で行ったワークアウトは、タイトエンドとしてのお手本のようなものだったようだ。ジャゴジンスキーTEコーチは、「彼のワークアウトは、"アンビリーバブル"だった。30歳か、27歳ぐらいに見えたよ。彼の走るルートは、これこそ私がTEに走ってほしいと思うようなルートだった」と絶賛する。「他の人がどう思おうと、スピードは衰えていない」とウォールズは強調する。「みんな僕は遅いと言うけれど、僕は相手からフリーになる術を知っている。それがこのゲームのカギなんだ」

現在37歳のウォールズだが、今年限りで引退しようという気持ちはさらさらないようだ。彼は妻と2人の子供を連れてグリーンベイに引越し、新学期までに子供たちを地元の学校に転入させることにしている。ふつうベテラン選手が移籍するときは、元の生活をあまり変えないよう、単身赴任の形をとるのが一般的なのだが。「チームに加わって、思っているようなプレーができれば、来年もきっとチームは僕をほしがってくれるはずだからね」とウォールズは張り切っている。「移籍先を選ぶときに妻にも言ったことなんだけど・・・。ミーティングルームでパッカーズのビデオを見るとき、僕はいつも考えてた。『あんなクォーターバックと一緒にやれたらどんな感じがするだろう』 って。ファーヴが見せるフットボールに対する情熱が、僕は大好きだね」

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