グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年7月28日

DTギルバート・ブラウンと再契約

すったもんだがあったが、DTギルバート・ブラウンが帰ってくることになった。契約ボーナス$400,000ドルを含む6年契約で、ベースサラリーは毎年ベテラン最低額。レッドスキンズ訪問の効果はてきめんで、$25,000ドルのはずのボーナスが大きく跳ね上がった。今年のキャップ額は$721,667ドルとなり、チームとしては予定よりも25万ドルほどキャップの余裕を削られることになった。

代理人のルーズベルト・バーンズは、「チーム側としては、最高の選手をできるだけ安く、というのが仕事だろう。正当な金額以上は払いたくなかったのだ」と言う。しかしブラウンと代理人の間にはかなりの行き違いがあったようで、この数日間、ブラウンは代理人との連絡を絶ち、ワシントン、デトロイト(母に相談に行った)、そしてグリーンベイと飛び回った。けっきょく代理人なしで自分でパッカーズと交渉して、合意にこぎつけたらしい。「個人的には、ワシントンの方が望ましいと思っていた。しかしギルバートはグリーンベイを愛しているし、彼の忠誠心は極端なほどだ」 と代理人は説明している。レッドスキンズはかなり本気で彼を獲りに来ていたようで、契約ボーナスのオファーは$500,000ドルだったとのこと。

ヘイトリー副GMは契約にサインする前に、ブラウンの母校カンザス大のトレーナー、フレッド・ロールに電話をし、体調面での不安がないかどうか確認をした。ブラウンは、2000年秋にNFL復帰を目指して大減量を始めて以来、ずっと彼のもとでトレーニングに取り組んできたからだ。今オフも同様で、ロールは、「ギルバートは必死にやっている。去年の今頃よりも体調はいいようだ」とヘイトリー副GMに太鼓判を押した。

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