グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年7月25日
- 前日に復帰を果たしたOTマーク・タウシャーとOTチャド・クリフトン。ケガした場所がどうなるか心配されたが、一夜明けてもひどい痛みや腫れなどはなく、全く問題なし。「そうとう痛みがあるもんだと思ってたよ。ショックだ。全くショックだね」とベクトルOLコーチは嬉しそうに繰り返した。2人は水曜日には午後の練習にだけ参加。そして木曜日は全休として、金曜日にはまた午前中に練習、土曜日は午後に練習の予定。つまり1日半休む、というペースで当面は行くようだ。
- 6巡指名のルーキーOTブレナン・カーティンは、これまで2回のミニキャンプではほとんど右タックル専門だったが、このキャンプでは左タックルに挑戦。DEバジャ=ビアミラのパスラッシュを相手に、なかなか健闘している。「一番いいのは、プロのレベルに圧倒されていないことだな。嬉しい驚きだよ」とベクトルOLコーチ。
- クリフトンが不在の時はジェリー・ウィズニーが1stユニットの左タックルに入ってきたが、ふくらはぎを痛めて途中退場。かわりに上記のカーティンが1stユニットに加わった。元ドルフィンズのスプリッグスはLGの2番手だったが、ウィズニーの負傷でLTもプレー。
- 昨季終了後に肩の手術を受けたDTロッド・ウォーカーにとって、火曜日のキャンプ初日は半年ぶりの練習参加だった。しかしまだ痛みがあるため、無理をせずに水曜日の練習は休むことになった。腰に張りのある、ルーキーのDTジェームズ・リーも同様。アピールしようと焦る本人に、シャーマンHCが自重するよう言い聞かせたようだ。
- 主力DTたちが出遅れる中、201cmの長身DTターデル・サンズがいい所を見せている。これまでは、「大きな体を活かせていない」 と言われてきたが、今日のパスラッシュ・ドリルでは、低い当たりでOGリヴェラやOGルーガマーを圧倒した。
- 3巡指名のルーキーDTケニー・ピーターソンが手薄なノーズタックルで1stユニットに入ったが、やはりNTにはサイズ不足なのか、あまりよくなかったようだ。
- 先発セーフティの座を争うアンダーソンとエドワーズは、日替わりで1stユニットに入っている。また、水曜日の午後にはCBバウ・ジューもセーフティとしてプレー。
- 昨季終盤からハムストリングを痛めたSダレン・シャーパーは、前回のミニキャンプ同様、今回のトレーニングキャンプでも時おり休む必要があるようだ。
- ラムズを解雇されたWR/KRウィルキンズは、木曜か金曜にもグリーンベイを訪問の予定。しかし、代理人によると本人の気持ちは古巣のコルツに傾いているようだ。
- これまでのところ、パントリターナーの第一候補は、元アリーナリーグのWRアントニオ・チャットマン。
- 昨季終了後に辞任したフランク・ノヴァック元STコーチ。スペシャルチーム・コンサルタントの肩書きで引退生活に入るかと思いきや、ボナメイゴ新STコーチを助けて、相変わらず元気にコーチを続けている。少なくとも今シーズン中は、そのような形でサポートを続けるとのこと。ボナメイゴは、就任の時からそのことを承知していて、「15年もの経験のあるノヴァックを非常に尊敬している」と言うが、前任者がそばにいて、やりにくくないのだろうか・・・。
- ネブラスカに帰ったQBエリック・クラウチは、地元紙の取材に対し、「絶対とは言わないが、もうフットボールをプレーすることはないだろう」と語った。彼によると、シャーマンHCから「ポジションを変更しない限り、QBとしては、もう解雇せざるをえない」と言われたとのこと。QB以外に興味はなかったたクラウチは失望し、キャンプを去る決断をした、ということのようだ。