グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年6月23日

RBダヴェンポートが映画に出演

昨年の夏は不名誉な事件で話題になってしまったRBナジェ・ダヴェンポートだが、今年は余裕のあるオフを過ごしているようだ。マイアミ大で演劇学の学位をとった彼は、その経験を活かして、映画に出演することになったのだ。題名は"Blood Money" 。人気ラッパーのバスタ・ライムズと50セントが主演するアクション・ムービーだ。

彼の役どころは、騒ぎに巻き込まれるナイトクラブのオーナー。あまり重要な役ではないが、セリフのあるシーンも(編集次第だが、最大で)4つある。「最初は、別の役をやるはずだったんだよ。バスタ・ライムズの仲間のギャングのメンバーだ。でも、ミニキャンプの日程と重なってしまったから、この役になったんだ」とダヴェンポート。今回の出演は代理人の勧めがあってのことだそうだ。

マイアミ大では、授業の中で演技をすることはあっても、実際の舞台ではいつも裏方に回っていたらしい。「大学の舞台では、オーディションを受けたことがないんだ。そんなことしたら、フットボールのチームメイトにエライ目に遭わされただろうからね。それに、大学での劇にはあまり興味が持てなかった」と語るダヴェンポート。興味のあるのはやはり映画。

今回は初出演とあって、 まだ慣れないことも多い。「早くスタジオ入りして、衣装を着たりやメーキャップをするんだけど、何もせずに待つ時間が長いんだよね。トレーニングキャンプだって長いプロセスだけど、少なくとも常に何かやることはある」。最初は新米の彼が質問する側だったが、彼の本職が知れ渡ると、逆に質問攻めされるようになった。「たいていはまず、『パッカーズでプレーするってどんな感じ?』ってことを聞かれるね。それから、ブレット・ファーヴについてだ。実際の彼がどんな風か。みんな必ずブレット・ファーヴのことを知りたがる」

フットボールが最優先なのはもちろんだが、映画の仕事はこれからも続けて行きたいと思っている。7月に撮影が始まる "Barbershop 2" の出演もオファーされていたのだが、キャンプと重なるので断らざるを得なかった。2月に撮影の始まる映画なら、もっと大きな役をこなせる時間が作れるからちょうどいいのだが。彼の好きなのは、スター・ウォーズとかロード・オブ・ザ・リングスなどのファンタジー・アドベンチャー。いつか大ヒット作で大きな役を演じられたら最高だ、と彼は語っている。

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