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Minicamp Notebook: RTタウシャー順調
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年6月11日
- 3巡指名のDTケニー・ピーターソンは、ドラッグはもちろんのこと、これまでに一滴のアルコールも口にしたことがないという。マイアミ大を破って全米チャンピオンになった時でさえその誓いを守り、シャンパンの代わりにクランベリージュースやスプライトを飲んでいた。「仲間からのプレッシャーがあろうと、自分ひとりで"ノー"と言えることが大事なんだ」とピーターソン。最後はチームメイトたちもあきらめて、彼の主義を尊重してくれるようになった。
- ヒザの前十字靭帯断裂からリハビリ途上のRTマーク・タウシャー。ここまでは非常に順調で、走れるようになってからも、腫れは全く出ていないとのこと。ただし用心のため、来月のトレーニングキャンプでは、一日一回(つまり午前か午後のどちらか)の練習参加にとどめる方針だ。プレシーズンゲームも、最初の2試合は人工芝のため欠場の予定。
- 前回のミニキャンプでは、十分なスピードのボールを投げられると証明したQBエリック・クラウチ。しかし、今回のミニキャンプではあまり評判は芳しくない。コントロールが悪くワイドオープンのレシーバーにパスを通せなかったり、判断が遅くてボールを持ちすぎることも多い。やはりロースターに残るのは厳しそう。
- 新加入のCBアル・ハリスが月曜日の練習で少しヒザを痛めて退場した。深刻なものではなさそうだが、火曜日の詳しい検査待ち。ハリスに代わってウェストブルックが1stユニットでプレーした。
- WRジャヴォン・ウォーカーは足首を痛めた模様。そのままフィールドに残っていくつかのドリルはこなしたので、たいしたことはなさそう。
- 今回のミニキャンプ終了から来月のトレーニングキャンプが開始まで、QBブレット・ファーヴにはミシシッピの自宅で、週に3日、50本のパスを投げるようにさせる、とベヴェルQBコーチ。2000年にヒジの腱炎で苦しんだ反省から、この3年間はこの調整法でうまくいっている。トレーニングキャンプで急に投げ始めてヒジを痛めたり、マメができたりしないように、オフの間も少しずつ投げて慣らしておくのが目的。
- NFLヨーロッパへ派遣されていたQBクレイグ・ノールは、最終週に勝利したものの、わずかの差でワールドボウル出場を逃した。来週にもスコットランドからグリーンベイに戻り、コーチたちとの練習を再開する予定。ベヴェルQBコーチは、ヨーロッパでの10試合を綿密にチェックして分析し、今後の指導に備えている。