LB ハンター・ヒレンマイヤー Hunter Hillenmeyer | |||||
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ドラフト5巡(166位) | 背番号57 | 193cm | 108kg | Vanderbilt | 1980年 10月 28日生 |
経歴 : テネシー州ナッシュビル出身。高校三年の時には州のチャンピオンに。学業優秀で、高校・大学でさまざまな賞を受賞している(よくわからないが)。子供の頃からの憧れだった、地元のヴァンダービルト大に進んだ。3年でウィークサイドLBでスターターに定着し、4年になってミドルLBに移った。168タックル(全米2位?)、4サックを記録し、オールSECの1stチームに選出されている。 セールスポイント : スピードはないが、非常に賢いプレーヤーで、常にボールの近くにいる。読みと反応が良く、判断ミスが少ない。サイズがあり、腕も長い。前方向の動きが速く、ブリッツも得意としている。基本がしっかりしている。タフで、46試合に連続出場した。 弱点? : アスレチック能力は十分とは言えない。やや動きが硬く、パスカバレッジに下がるのはあまり得意ではない。時おり腰高で、ブロッカーに押し負けることがある。168タックルという驚異的な数字を残したのはシステムのおかげではないか、という声もある。 40yds走が4.8秒と遅いが、横方向の動きを示す20ydsシャトルは、1巡指名のLBバーネットと同タイムらしい。スピード不足が不安視されていたが、最近のミニキャンプでは、サイドラインからサイドラインまでカバーする良い動きを見せ、「思ったよりも速い」という評価が増えた。 メンタル面 : なんといってもそのインテリジェンスだ。学習能力は高く、フィールド上での読みも優れている。判断の速さで、フィジカル能力を補っているのかもしれない。ハードワーカーで、メンタル面は申し分ない。 指名の経緯 : オールSECに選ばれたにもかかわらず、2月のスカウティング・コンバインに招待されず、そのために指名順位を落としたと言われている。パッカーズは6巡指名権に7巡指名権を足して、イーグルスからこの指名権を獲得した。同じ5巡指名のDTジェームズ・リーとは、あらゆる点で対照的な選手だ。 パッカーズにとって : さしあたってミドルLBの控え。最近のミニキャンプではストロングサイドでもプレーしていた。LB陣が6人体制だとすると、控えは3人。LBパリス・レノンが控えの中では一歩リードしているといわれているから、残り2つのイスをマーシャル、ウィルキンズ、そして7巡ルーキーのジョシューたちと争うことになる。スペシャルチームでの貢献が重要なのは言うまでもない。 |