グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年5月28日

ジェリー・クレイマーがご立腹

ジェリー・クレイマーと言えば、60年代のロンバルディ時代を支えた名オフェンスラインマン。いまだに殿堂入りできていないことを、不満に思っているファンも多いほどの名選手だ。そんな彼の息子、LBジョーダン・クレーマー(アイダホ大)は、ドラフト外で父の古巣を選ばず、チャージャーズと契約した。すでに初めてのミニキャンプに参加し、なかなか評判がよかったという。

父クレーマーによると、ドラフト終了後にパッカーズが提示した契約したボーナスは$2,500で、チャージャーズは$10,000だった。しかし問題は金額ではなかった。「ドラフト6巡の途中でパッカーズから電話があり、『7巡で指名するつもりだ』 と言われたのだ。しかし実際は指名されず、彼(息子ジョーダン)は非常に不愉快になった」 と父クレーマーは説明する。

「チャージャーズの方は、ドラフトの2、3日前に電話をかけてきて、『ドラフト指名はできそうにない。他にも強化すべき所が多く、十分な指名権がないからだ。でも君はプロでやっていけると思うし、ロースターに残るチャンスは十分ある。ドラフトで指名されなければフリーエージェントとして契約したい』と言ってくれた」

「パッカーズは間違いを犯したと思うね。確かに私のひいき目も入ってる。親の欲目ってやつだ。でもアイツは十分やっていけるはずなんだ」と父クレーマーは力説する。そのことは1年半も前からパッカーズ側に言ってきたし、シャーマンHCとも、スカウトとも話した。実際の事情はどうだったのか、私にもわからない。しかし彼らがボールを落っことしたのは確かだ。ただ正直に、ジョーダンに『指名するつもりはない』と言うだけでよかったのに」

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