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Minicamp Notebook: ルーキー初練習
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年5月 4日
- 20人のルーキーたちにとっては、プロでの初めての練習。残念ながら強風のため、途中から室内練習場 Don Hutson Center へ移っての練習となった。
- この日はかなりの時間をスペシャルチーム、特にパントリターンのために割いた。午後は多くの中心選手が休息を与えられ、若手中心の練習。
- 1巡指名のLBニック・バーネットが、RBへの横パスに鋭く反応して叩き落とす。RBフィッシャーからボールを叩き落してファンブルリカバーし、エンドゾーンへ駆け込んだプレーもあった。ミニキャンプはフルパッドでの練習ではなく、パス攻撃/守備が主体だが、LBバーネットが見せたスピードとクイックネスは球団首脳を喜ばせた。
- 7巡指名のCBクリス・ジョンソンが、高いマンカバー能力を披露して、ベテランたちからの拍手を受けた。「まだ未熟なのは間違いない。どんなカバレッジをやっているのかもわかっていないだろう。しかし、『入ってカバーしろ』と言われたら、すごいカバーをして見せた」 とスロウィックDBコーチも満足そう。
- 新加入のCBアル・ハリスの、アグレッシブなバンプ&ランは相変わらず好評。「"jam"というより"jolt"だ」と、ある記者。移籍したCBタイロン・ウィリアムズに最も欠けていたフィジカルさがあり、先発RCB候補の最右翼。
- LBパリス・レノンが12ポンドもバルクアップして245ポンドに。MLBのポジションを争う気マンマン。
- QBエリック・クラウチの身長の低さ(実際は6フィート以下)は隠しようがないものの、「まるで野球のキャッチャーのようなクイックでコンパクトなフォーム。予想以上の球速で、十分に回転がかかっている」と、ある記者のコメント。
- かつてのノートルダム大ヘッドコーチ、ボブ・デイヴィーが練習を見学。テキサスA&M時代に同僚だったシャーマンHCと旧交を温めた。ドラフト6巡でOTカーティン(ノートルダム)を指名する際の人格等の調査で、デイヴィーに連絡を取り、そこで「いちど見に来ないか」という話になったのかもしれない。OTカーティンは、「僕がノートルダムに進んだのは彼がいたからだ。また会えて嬉しい」
- SシャーパーもSアンダーソンもハムストリングに張りを訴えて休み。DEウォコーリーはヒザの打撲のため、2日続けて休み。
- WRショックメイン・デイヴィス Shockmain Davis と契約。水曜日からミニキャンプにテスト参加していたが、ようやく正式採用になった。2000年のドラフト外でペイトリオッツに入団し、12試合に出場。しかし'01年の開幕ロースターに残れず解雇。昨年もシーホークスから解雇され、レギュラーシーズンにはこの2年間出場していない。
- ドラフト外ルーキーとして契約したテキサス大の2人、Robbie Doane(OT)とAlfio Randall-Veasey(OG) がフィジカルテストに通らず、解雇された。
- 元NOのSサミー・ナイトにパッカーズが興味を持っているとの噂。これまでSナイトの獲得に興味を示したのはスティーラーズとドルフィンズだが、スティーラーズはその後、ドラフト1巡でSポラマルを指名しており、獲得競争からは降りたものと見られている。パッカーズはSマット・ボウエンの移籍により、控えセーフティが一人足りないのは確かだが、値段の張るサミー・ナイトをどの程度欲しがっているのかは不明。
- ドラフトで3人もLBを指名したため、MIAのLBデリック・ロジャース獲得はなくなった模様。