他チームの制限付きフリーエージェント(RFA)と契約できる期間は、4月18日で終了。レッドスキンズのWRコールズ(NYJ)獲得をピークに、かつてないほどの活況を呈した今年のRFA市場だが、パッカーズもそれに巻き込まれるようにして、活発に動いた。また、DEバジャ=ビアミラとLBディグスという若手の中心選手がRFAだったため、彼らとの契約延長に巨額の投資をしなければならなかった。
パッカーズからRFAになった4選手のうち、DEバジャ=ビアミラとLBディッグスは再契約、Sボウエンはレッドスキンズへ移籍。Pビドウェルには他チームからの誘いがなかったため、あとはパッカーズからの$605,000 のオファーにサインするしかない。
パッカーズのRFA関連の動きをまとめた表を見てみると、バジャ=ビアミラとディッグスを引き留めるだけで精一杯で、それ以外の動きはどれも不発に終わっている。なお、もっとも熱心だったLBスピアマン獲得に失敗したあと、UFAのLBハンニバル・ネイヴィーズ(CAR)と契約している。
2003 Packers Restricted Free Agents | ||
---|---|---|
Player | Team | 概要 |
LBナイル・ディッグス | GB→GB | DETからのオファーシートにサインするが、GBがマッチして阻止。$10.4ミリオンの4年契約 |
DEカビーア・バジャ=ビアミラ | GB→GB | $37ミリオンの6年契約 |
Pジョシュ・ビドウェル | GB→GB? | $605,000 のオファーにサインするしかない |
Sマット・ボウエン | GB→WAS | $6ミリオンの4年契約で移籍 GBはWASから6巡指名権を受け取る |
LBアーメジス・スピアマン | CIN→CIN | GBからのオファーシートにサインするが、CINがマッチして移籍ならず |
LBダニ・ジョーンズ | NYG | GBは獲得を目論むが、オファーシートへのサインには至らず |
DTジャーメイン・ヘイリー | MIA→WAS? | GBを訪問するが、結局WASからのオファーシートにサイン |