グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年3月25日

LBディッグスがライオンズから のオファーにサイン

先日デトロイトを訪問したLBナイル・ディッグスが、ライオンズからのオファーシートにサイン。JS Onlineによると、契約ボーナス$2.8ミリオンを含む総額$11ミリオンの4年契約、とのこと。ディッグスは制限付きFAなので、パッカーズが7日以内に同等のオファーをすれば、移籍は阻止できる。しかし今はDEバジャ=ビアミラの残留に全力を挙げているところであり、ディッグスを引き留めるだけのキャップの余裕があるかどうか。

もし彼を失うことになると、昨年からの先発LBが一人もいなくなってしまう。$2.8ミリオンの契約ボーナスなら、それほど無茶な金額ではないが、問題は、今年のキャップ額がどれぐらいになるか。今年のキャップヒットがあまりに大きくなってしまうようなら、パッカーズとしてもあきらめざるを得ない。同じくJS Onlineによると、今年のキャップヒットは$2.1ミリオンとのこと。ディッグスを手放す場合、パッカーズはライオンズからドラフト4巡(2位)指名権を受け取ることになる。

DEバジャ=ビアミラに(3段階のうち)"特上"ではなく"上"のオファーをしたこと、そしてディッグスに"上"ではなく、"並"のオファーしかしなかったのは、例年であれば問題なかったはず。しかし昨年までとは大きく違い、今年は制限付きフリーエージェントに高い値をつけて引き抜くのが大流行。DEバジャ=ビアミラとの契約延長の問題と合わせ、パッカーズは完全に窮地に追い込まれた。

カテゴリ : Contract/Personnel