グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年3月14日

新加入のFBルーチーが抱負を語る

元ベンガルズのFBニック・ルーチーとの契約は、JS Onlineによると、契約ボーナス$1.1ミリオンを含む総額$6ミリオンの6年契約。今年のキャップ額は$713,333で、最も高くなる'08年でも$1.4ミリオンにしかならない。比較的安いサラリーだが、2番手FBとしてはやや高い。

ベンガルズでは、通常のFBだけでなく、ワンバックとして入ったり、Hバックとして入ったり、TEに入ることさえあった。記者会見でルーチーは、ボールキャリアとしてもレシーバーとしても貢献できるという多才さと、本格派のブロッキングFBでもある、という両方を強調した。自分がピュアなフルバックだと思うかと聞かれると、「その質問には落とし穴があるね。『ピュアなFB』と言う場合、『彼はブロックができる』ということになり、『ピュアなFBではない』と言う場合、『彼はアスレチックだが、ブロック力がない』ということになってしまう」

「僕は何よりブロックが得意だ。ビデオを見てもらえればわかる。LBをノックアウトしてるだろう。LBをブロックしてるんじゃない。ノックアウトするんだ」と自信のほどを述べている。それと同時に、「僕のようにいろいろできるFBを、『中間的なタイプ』と片付けるのは馬鹿げたことだ」と語り、"いろいろできる、本格派FB"であることを強調している。「ベンガルズのルイス新HCと話した時、『ディフェンスから見ると、君のように全てをこなせる選手がいちばん厄介なのだ』 と言ってくれた」

CIN、CLE、PHI、GBの中から、パッカーズを選んだ理由について彼は、クルームRBコーチと意気投合したことと、勝てるチーム、スーパーボウルを狙えるチームでプレーしたかったから、という2点を挙げている。

Luchey のカタカナ表記についてですが、(pronounced LOO-chee)とパッカーズのプレスリリースに明示されていたので、"ルーチー"と表記することにします。また、ファーストネームは、"ニコラス"でなく、省略した"ニック"でいくことになったようです。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player