グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年2月20日

LBネイト・ウェインにサラリーカットを要求か

メディアによって数字がまちまちなので困ってしまうが、パッカーズは2003年のサラリーキャップ制限を現時点ではわずかに下回っている、というところのようだ。下回っているとはいえ、多くのFA予定選手を引き留めるためには、今のままでは余裕が少なすぎる。そのやりくりの一環として、パッカーズはLBネイト・ウェインのサラリーをなんとか減らそうと、代理人と話し合いを始めたらしい。

LBウェインは'01年の1月に4年契約を結んでおり、その3年目となる今年のキャップ額は$2.8ミリオンとなる予定。昨シーズンの前半は、手術後のヒザが治りきらないために振るわず、ヒザが回復した後も不安定なプレー振りで、結局は期待はずれのシーズンだった。そんな彼だけに、チーム側としてもサラリーカットを要求したくなるのも無理はない。

しかし、チーム側も強気に出られない事情がある。ただでさえLBニッカーソンの代わりの先発ミドルLBを探さなければならないチーム状況では、ウェインがサラリーカットを飲まなかったからといって、解雇するわけにもいかないからだ。だから、チーム側が求めているのが単なるサラリーカットなのか、それとも、今年のキャップ額を減らすために契約を見直す(来季以降に苦しくなるが)、ということなのか、今のところは不明だ。代理人は「解雇、などということは話し合っていない。そうではなく、『キャップ・フレンドリーにしよう』ということだ」と説明している。

カテゴリ : Contract/Personnel