グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年2月16日

オフの過ごし方

シーズンが終わるとともに、暖かい地方に生活の基盤を移す選手が多いなか、ルーキーのDEキャンプマンはグリーンベイに残ってトレーニングを続けている。「今も雪は降ってる。たぶん0度(摂氏-18℃)ぐらいだろう。楽じゃないけど、他の連中ほど僕は気にならないんだ」とアイオワ出身のキャンプマンは語る。彼の他にグリーンベイに残っているのは、OTクリフトン、OTタウシャー、OGリヴェラをはじめとした手術&リハビリ組。それ以外では、LBウェインやWRドライバーぐらいだ。

「残っている選手は少ない。でも、落ち着いた雰囲気ってのもいいよね。必要なものは全てここに揃っている。すごいトレーニング施設がある。スタッフもいてくれる。ビデオルームで研究もできる。僕がいたいのはここなんだ」 とキャンプマン。しかし静かな時間が過ごせるのも、あと1ヶ月半ほどだ。3月24日からは、チームのオフシーズン・プログラムが始まり、若手を中心とした30人から35人の選手たちが再び集まって、14週間にわたってワークアウトを行うことになっている。

しかしそれ以外のベテラン選手たちは、2回のミニキャンプを除いては「放し飼い」だ。各自の判断で、オフシーズンのトレーニング、コンディショニングを行うことになっている。ただし、彼らがどのように過ごしているか確認するため、トレーニング部門のコーチたちが、選手たちの家を訪問しては、ケガの回復具合や体重のコントロールなどをチェックしていくのだとか。

最近、グリーンベイ周辺に家を買ったDEキャンプマン夫妻。いい教会も見つかり、ボランティアを通じて地域社会との関係も深まっている。すべて順調なのだ。それでも、チームメイトたちが楽しんでいる、暖かい気候が羨ましくないわけではない。「僕も、1週間ぐらいは暖かいところで休暇を過ごせばいい、とみんなが言うんだ。いい考えだと思うよ」

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