グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年12月24日

Sシャーパーが右ヒザを捻挫

第1Q、自陣ゴール前での大ピンチに、エンドゾーンへのパスをインターセプトしてチームを救ったSダレン・シャーパー。余分だったのは、ニーダウンしてタッチバックにせず、リターンを試みたことだ。14ヤード地点でFBセンタースのタックルをヒザの横方向から受けてしまい、右ヒザを痛めて退場。シャーマンHCは、シャーパーが無理にリターンし、最悪の結果を招いたことに強い不満を表した。つい2週前、ヴァイキングス戦の最後でシャーパーが無意味なリターンTDを狙ったことを叱ったばかりだから尚更だ。「彼はリターンすべきじゃなかった。これは結果論じゃない」とシャーマンHC。

現時点での診断は、外側側副靭帯(MCL)の捻挫。最初は「来週プレーできる可能性は低い」と言っていたシャーマンHCだが、ドクターたちの診断は思ったより良かったようで、「ドクターたちの報告で、彼が来週出られる可能性が十分ある、とわかって勇気づけられた」と上向きになっている。「ドクターたちは普段、試合直後の時点では非常に慎重なことしか言わないもので、もし彼らが『出られる可能性がある』と言ってくれれば、それは可能性が高い、ということだ」

シャーパーの退場で代わりに入ったのはSマット・ボウエン。CBマクブライドも欠場だったため、この日のダイム隊形は、両先発CB、Sアンダーソン、Sボウエン、Sエドワーズ、CBウェストブルックの6人。ボウエンを含めて、DB陣はビルズオフェンス相手によく守った。「僕はシャーパーじゃないし、シャーパーにはなれない。彼はプロボウル・セーフティだ。でも誰かが退いても、ディフェンスを変えるわけにはいかない。誰かが代わりに入って、続けなければ。僕らは毎日このディフェンスを練習してる。一人いなくなったぐらいじゃ変わらない」とボウエンは胸を張る。

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