グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年12月12日

PRゴードンとRBグラハム解雇 RBスミスと再契約

パッカーズはベテランのPRダリエン・ゴードンと先月契約したばかりのRBジェイ・グラハムを解雇し、入れ替わりにRBモーリス・スミスと再契約した。RBスミスは昨年、ジャマール・アンダーソンの代役として活躍し、ファルコンズのリーディング・ラッシャーとなっている。今年の9月19日にいったんパッカーズと契約したが、1試合にスペシャルチームで出場しただけで解雇。その後は古巣のファルコンズと契約し、11月22日に解雇されていた。ノースカロライナA&T出身の25歳。身長183cm、体重106kg。

RBダヴェンポートの戦線離脱のため、タンパベイ戦の前に契約したRBジェイ・グラハムだったが、ほとんどプレーする機会もないまま解雇されることになった。ただ、グリーンがヒザを痛めているのに上記のRBスミスと入れ替えたということは、次の49ers戦ではグリーンが十分使える、という見込みがあるのだと想像できる。

実績十分で期待されたゴードンは、開幕からパントリターナーを務めてきたが、記録はNFL全体でも最低クラスの平均5.1ydsと低迷。ブロックの拙さを不振の原因に挙げる意見が多かったが、最近では「穴が出来ている時でも、スピードで抜けられない。TDの大チャンスにも、パンターのタックルをかわせなかった」と指摘されることが多くなっていた。また、元DETのウェストブルックの加入で、ゴードンの控えCBとしての存在価値も薄れてきたのかもしれない。

代わりのパントリターナーだが、チーム内で探すとすればWRファーガソンが最有力候補。またはSシャーパー。プラクティス・スクワッドにいる、リターン・スペシャリストのJ.J. モーゼス(NFLヨーロッパでパントリターン1位)をロースターに昇格させるという手もある。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player