グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年12月 3日

ダブル・ウォーカーの活躍

この日の2つのビッグプレーを決めたのは二人のウォーカーだった。

8点リードされて迎えた前半最後、残り5秒でのプレー。CHI陣34から、QBファーヴがエンドゾーンめがけて投げたパスは5ヤード地点でSSムーアにインターセプトされてしまう。しかしCHI陣40までリターンしたところでムーアがファンブル。それを拾ったLTフラナガンがQBファーヴにラテラルパスを投げようとするが、それをCHI陣41でCBルーズベルト・ウィリアムズに奪われ、ウィリアムズがGB陣エンドゾーンめがけて走る。しかし遠くCHI陣エンドゾーンから、素晴らしいスピードで走ってきたWRジャヴォン・ウォーカーがGB陣13で追いついてタックル。致命的なタッチダウンを防いだ。今日はフラナガンがWRウォーカーに晩メシをおごるべき、という声が多い。

後半最大のプレーは、1点差に追い上げて迎えた第3Qの残り7分28秒に起きた。直前にCBウィリアムズがエンドゾーン内でパスインターフェアを取られたのだ。そのプレーでWRブッカーへのパスは不成功と判定され、レビューでも証拠不十分で覆らなかったが、1ヤード地点での1stダウン。絶体絶命のピンチだ。しかしスナップと同時(早かったかも)にDTロッド・ウォーカーが素早く突っ込み、QBミラーの手に渡る前にボールを叩き落し、そのまま自分でリカバー。再びベアーズに傾きかけた流れを変える出来事だった。

相手スナップカウントの読みがぴったり当たった。ほとんどオフサイド気味だったが、イエローフラッグはなし。「高校のチームメイトに、あればかりやってる友達がいたんだ。だから僕もやってやろうと思った。ダイレクトにボールを狙ったんだ」とDTウォーカー。「あんなの全く初めて見たよ。ミラーは何が起きたのかさえ分からなかったんじゃないかな」とDTハント。

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