グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年11月18日

Packers 21 - 31 Vikings

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (8-2) 0 7 7 7 21
Vikings (3-7) 14 0 7 10 31

ノーハドルでポンポンとパスを通すカルペッパーにあっという間に14点をリードされる間に、パッカーズは一度も1stダウンを奪うことさえ出来ない悪夢のような立ち上がり。RBグリーンのランが読まれて何度もロスタックルされるのが響いている。二度のTDドライブのあとは3回続けてパントに追い込んだものの、パッカーズ攻撃は敵陣にさえ入れない。第2Qの半ば過ぎからは両者とも大きな反則の多い荒れた展開に。ファーヴが二度目のインターセプトを犯した直後、SアンダーソンがINTで奪い返し、前半終了間際にようやくRBグリーンのランでTDを返して7点差。

後半も最初はヴァイキングスのペース。カルペッパーのTDランで差を広げられたあと、パッカーズは再び相手反則に助けられて、TEフランクスへのTDパスで7点差。自陣深くでファーヴが三度目のINTを喫するが、今度もSアンダーソンがファンブルリカバーでチームを救う。両者パントのあと、WRドライバーへの84ydsTDパスが決まってついに同点。しかし直後のキックオフリターンで大きくゲインされ、簡単にFGで勝ち越される。その後のパッカーズはオフェンスが全く振るわず。その間にRBベネットの62ydsランを許してしまい、残り2分を切ったところで7点を追加されて万事休す。ヴァイキングスの反則がないドライブでは、パッカーズ攻撃はまるで進まなかった。

<第1Q> ヴァイキングスの攻撃はMIN陣21から。WRキャンベルのリバースによる11ydsゲインに始まり、TEチェンバレンへの20ydsパス、おなじく18ydsパス、そしてLBディッグスによるホールディングの反則のあと、WRモスへの29ydsTDパスが決まってあっという間に7点先制。パッカーズは対照的に、3rdダウン1からのRBグリーンのランを止められて、3&アウト。次のヴァイキングスは、パスインターフェアとWRモスへの23ydsパス、カルペッパーのスクランブルでGB陣18へ。WRベイツへのTDパスが決まって14-0。パッカーズはまたも3&アウト。ヴァイキングスはGB陣に攻め込んだところで、DEバジャ=ビアミラのサック。パントへ。パッカーズは第1Qの終わり際にWRドライバーへのパスでようやく初めての1stダウン。

<第2Q> パッカーズはOTドットソンの連続フォルススタートなどで、結局パント。MIN陣10からのヴァイキングスは、モスへの41ydsパスでGB陣39へ攻め込むが、結局パントへ。パッカーズはGB陣14から、ドライバーへの20ydsパス、グリーンへの9ydsパスでGB陣43へ。しかしドライバーへのパスがMIN陣46でインターセプトされる。しかしヴァイキングスの攻撃は反則が響いてパントどまり。パッカーズはWRグレンへの19ydsスクリーンの際に、ラフィングザパサーの反則で初めてMIN陣へ。TEフランクスへの12ydsパスと15ydsフェイスマスクでMIN陣25へ。しかし3rdダウン8から、グレンへのパスをインターセプトされ、さらにファーヴがアンネセサリーラフネスを取られてGB陣43へ。しかし次のプレーでSアンダーソンがお返しのインターセプト。GB陣37からのパッカーズ攻撃は、グレンの16ydsパスキャッチとフェイスマスク反則でMIN陣32。ラフィングザパサーの反則をもらってMIN陣17へ。2ミニッツ明け、MIN陣5での1stダウンゴールから、グリーンのラン2回でタッチダウン。残り43秒、MIN陣37からのヴァイキングスは、ヘイルメリーパスがSシャーパーのインターセプトに終わる。

<第3Q> パッカーズはウォーカーの44ydsリターンでGB陣47からの攻撃だが、1stダウンが奪えず。MIN陣19からのヴァイキングスは、WRキャンベルへの11ydsパスのあと、CBウィリアムズがパスインターフェア(28yds)を取られてGB陣41へ。3rdダウン11から、WRベイツへの22ydsパスが通ってGB陣20。RBベネットの13ydsランでGB陣7へ。カルペッパーの6ydsランのあと、もう一度カルペッパーが走って1ydsTDラン。パッカーズはGB陣28から。RBグリーンがドローで34yds走ってMIN陣38へ。4rdダウン1からギャンブルを敢行し、TEデイヴィスへのパスが24ydsゲインしてMIN陣5へ。ドライバーへのTDパスはイリーガルシフトの反則で取り消しに。MIN陣3での3rdダウンはパス失敗に終わるが、ラフィングザパサーをもらって1stダウン。TEフランクスへのTDパスが通って再び7点差に。ヴァイキングスのMIN陣17から攻撃は、カルペッパーの16ydsスクランブルのあと、3rdダウンinchesでDTウォーカーがRBウィリアムズを止めてパントへ。パッカーズの攻撃はGB陣4から。LBビーカートにインターセプトされてGB陣5へ。しかしGB陣1での3rdダウン、カルペッパーがファンブルしてGB陣2でSアンダーソンがリカバー。しかしパッカーズはGB陣7での3rdダウン5、フランクスへのパスが通らずパント。GB陣49からのヴァイキングスは、RBベネットの8ydsランでGB陣41へ進んで第4Qへ。

<第4Q> ベネットの4ydsランで、GB陣37での1stダウン。しかしLBウェインのサックのあと連続パス失敗でパント。GB陣16からのパッカーズは、3rdダウン10から、ドライバーへの84ydsTDパスが決まってついに同点。しかしヴァイキングスはナイスリターンとフェイスマスクの反則でGB陣33から。3rdダウン2から、モスへの7ydsパスでGB陣18へ。なんとかそこで止めるが、32ydsのFGが決まって再びヴァイキングスがリード。GB陣36からのパッカーズは、3&アウト。MIN陣21からのヴァイキングスも3&アウト。残り5分14秒、パッカーズはGB陣39からの攻撃だったが、パスが通らずにパント。MIN陣20からのヴァイキングスは、カルペッパーのランで1stダウンを更新したあと、RBベネットの62ydsランが飛び出してGB陣4へ。RBウィリアムズの1ydsランでGB陣3へ進んで、2ミニッツ。RBウィリアムズのTDランで10点差。残り1分56秒、GB陣23からのパッカーズは、グレンへの17ydsパス、ドライバーへの9ydsパス、グレンへの9ydsパスでMIN陣37まで進むが、そこでパスを4回連続で失敗して万事休す。

カテゴリ : Game