グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年11月 8日

DEホリデイが2週から5週アウト

今年はいったいどれだけケガ人が出るのか。胸筋断裂の大ケガから復帰したばかりのDEヴォニー・ホリデイが、ヒザの半月板に損傷があることがわかり、関節鏡手術をすることになった。「2週から5週の欠場」ということだが、1ヶ月は出られないと覚悟した方がいいかもしれない。ホリデイ自身、ヒザのケガに気がつかず、ヒザが大きく腫れ上がっていることに気がついたのは試合の翌朝。

「もちろん失望している。でも彼は落ち込んではいない。できる限り早く復帰する、と彼は私に言ってくれた。本当は彼は手術を受けたくはなかったのだが、我々はこれが最善の策だと信じて、彼を説得したのだ」とシャーマンHC。この類いのケガは、無理してプレーできなくもないらしい。しかしそれではプレーの質が落ちるし、大事なシーズン終盤、そしてプレーオフに万全の状態で臨むことをパッカーズは優先させた形だ。

「大きな手術ではない。単なる関節鏡手術だ。ホリデイは治りが早いし、彼自身は1試合休んでその次から出るつもりでいる。2週で復帰する選手もいるし、4週かかる選手も、6週かかる選手もいる。そして、彼は治りが早い」とシャーマンHC。唯一の救いは、この休養のおかげで、治りきっていない胸筋断裂を十分休ませる時間ができた、ということか。しかし今回のケガのために、来春のフリーエージェント市場での価値はさらに下がってしまうことになり、ホリデイが焦るのも当然のことだ。

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