グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年11月 6日

QBファーヴのヒザの状態は良好

大差がついた第4Qのなかば、QBブレット・ファーヴは"MVP!MVP!MVP!"の大合唱に送られてベンチに下がった。下がってからもヒザの手入れをするわけでなく、ごく普通に観戦している。「そう悪くないよ。ちょっとこわばっているけどね。なんとかやりおおせた」とQBファーヴ。シャーマンHCは「かなり良い状態で試合を終えられたと思う。前半の終わりごろには少し足をひきずっていたが、それはニー・ブレースの影響が大きい。試合前の状態と比べて、悪くなっているようには見えない」と説明している。

彼にしてはさして良い出来の試合ではなかったかもしれないが、大きな判断ミスもなく、無事にオフェンスを指揮した。ラン中心の保守的なゲームプランが予想されたが、試合開始からショートパスを立て続けに通してリズムを作り、そのおかげでRBグリーンのランもコンスタントに出ていた。最初のドライブで喫した、唯一のインターセプトは確かにファーヴのミスだが、相手Sサーテインのアクロバティックなキャッチを誉めるべきだろう。

二度のサックを浴びたが、そのたびにスタンドが静まり返る。LBグリーンウッドに追いかけられた時、ボールを投げ捨てずにスティッフアームで逃れようとしたのは余分だった。サイドラインのおかげで引きずり倒されずに済んだが。「あのような時はボールを投げ捨てると、シャーマンHCに約束してたんだけどね。時として本能には逆らえない時もあるさ」とQBファーヴ。ブラインドサイドからブリッツに入ったSマギャラハンにサックされたのは不可抗力だった。再び場内が凍りついたが、ファーヴはすぐに飛び起きた。「ぎりぎりまで気がつかなかった。でもあれはたいしたことなかった。大丈夫だよ。小さい選手にヒットされる分にはね」

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