グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年11月 6日

Turnover-Creating Machine

開幕3試合で合計100点を失ったあと、5試合の平均失点は12.8。爆発的なオフェンスが展開できなくても、失点を最小限に抑えて勝つ形が出来つつある。「確かにシーズンのはじめは不安定だった。でも今はディフェンス全員がまとまってプレーできている」とDEバジャ=ビアミラ。集中力の高さ、LBウェインの復調、若手控え選手の奮闘など、いろいろな要素はあるが、やはり最大の要因はターンオーバー。ボールへの集まりの速さがファンブルリカバーを量産させている。

現在テイクアウェイは27でリーグ1位(INT3位、ファンブルリカバー1位)。ボールを失ったギブアウェイを差し引いたターンオーバー・レシオは+15でダントツの1位なのだ。「我々は常にそれを考えながらやっているのだ。大事なのは、ターンオーバーを奪うことが練習の大きな部分を占めている、ということだ」とドナテルDC。「この熱狂的な勢いを維持したいんだ。練習でもそれを続けようとしているし、それを試合に持ち込んでいるんだ」とSシャーパー。

試合を決定づけるINTリターンTDを挙げたSシャーパー。自陣14での3rdダウン3、TEペリーへのパスを見事に読んでパスコースに飛び出し、あとはQBルーカスを振り切って89ydsの独走TD。「彼らはそのプレーをその前にもやっていたから、今度は逃さなかった。QBがそこを見ているのが見えて、彼はそこへ投げてきたから、僕は飛び出したんだ」とSシャーパー。

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