グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月22日

QBファーヴはマイアミ戦に出場可能!

月曜日に行われたMRI検査の結果、当初の診断どおりQBブレット・ファーヴの左ヒザは外側側副靭帯(LCL)の捻挫と判明した。比較的程度の軽いもので、より深刻な前十字靱帯(ACL)や内側側副靱帯(MCL)の損傷はなかった。痛みもだいぶ収まり、ヒザの腫れも比較的軽い。「マイアミ戦への準備として、彼はアイシングとリハビリをすることになる」とシャーマンHC。もちろん今週の練習には参加せず、治療に専念する。再来週のマイアミ戦には"Probable"とリストするだろう、とのこと。また、ニー・ブレースは発注したものの、ファーヴがこれを着けてプレーするかどうかはわからない。

向こうのパッカーズファンたちは月曜午後3時(現地)からのシャーマンHCの記者会見を、まさに祈るような思いで待っていたようです。記者会見が始まったとたん、掲示板などはアクセスが殺到してパンク状態に・・・。

QBファーヴがヒザを痛めたのは第3Qの残り12分30秒。QBが右にブーツレグするプレーだったが、WASのマーヴィン・ルイスDCは右サイドからLBアーリントンとLBトロッターをブリッツに送り込み、狙いどおりの結果になった。当然RTアール・ドットソンだけでは2人のブリッツに対応できず、QBファーヴはボールを投げ捨てる時間もなく、LB2人にサンドイッチにされた。かつてQBトロイ・エイクマンを脳震盪で引退に追い込んだことのあるLBアーリントンは、「彼が大丈夫だといいけど。他に何か彼の情報はない?」と心配していたが、QBファーヴの状態がさほど悪くないと聞かされてホッとした様子。

倒れた直後のファーヴは、かなりの痛みに顔をしかめていたが、サイドラインに下がってしばらくすると痛みが収まってきたようで、試合に戻ろうとした。しかしドクターは「LCLを痛めた状態では、ACLやMCLへの損傷を起こしやすい」と主張して、この試合への復帰を許さなかった。「僕は長いことプレーして、ずっと深刻なケガはしたことがない。腹立たしいのは、試合の途中で退場しなきゃいけないことだよ。誰だってケガで退場したくはない。もしこのリーグで一番負傷退場したくない人間がいるとしたら、それは僕だ」

一昨年の@タンパベイで足首をひどく痛めて途中退場した時と比べると、今回のロッカールームには楽観的なムードが漂っている。幸い今週はバイウィークのため、ドルフィンズ戦までたっぷり2週間ある。FSシャーパーは、「一昨年の彼の足首のケガを見た時、プレーするなんて無理だと思った。でも次の週には復帰して2TDを投げた。彼のタフさについての話が、単なる噂でなくて真実なのだということが、その時わかったよ。今回も彼は戻ってくる」

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