グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月18日

QBファーヴの進歩?

QBブレット・ファーヴは第6週を終わってインターセプトがわずか3つ。NFL1位のQBレーティング102.5を挙げているのは、主にこのINT数の少なさのおかげだ。このペースがもし最後まで続けば、インターセプトは8つ。これまでのシーズン最少は13('92、'95、'96の三度記録)だから、今年はかなり少ないことになる。確かにファーヴのプレーが成熟さを増しているのは確かだが、そう極端に進歩したわけではない。親指やヒジのケガで苦しんだ時期を除けば、彼は常に高いレベルを保ってきた。

「今年のINTの少なさは、何よりもレシーバーたちのおかげだよ」とQBファーヴ。まだ粗削りだが、スピードで相手CBを引き離せるWRが揃った今年は、以前のように、タイトにカバーされているWRに無理に投げ込む必要がない。フリーになっているレシーバーを選ぶ余裕がある。「これは彼にとって今までで最もタレント豊富なレシーバーたちだ」とロン・ウルフ元GM。これまでも、彼のINTの少ない時期は、やはりレシーバー陣に優れたタレントが揃った時期だった。ロン・ウルフ元GMが辞任する時、「QBファーヴに充分な武器を持たせてやれなかったことが心残りだ」と告白したが、今になってようやくその「武器」が揃いつつある。

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