グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月17日

CBウェストブルックのインターセプト

デトロイトからダラスに移って心機一転、スターCBとしての地位を取り戻そうと頑張っていたCBブライアント・ウェストブルックだが、開幕戦での不振のためにいきなり解雇。それ以来一ヶ月、ヒューストンの自宅でくすぶっていたところに、先週の水曜になって電話が鳴った。それからの5日間は嵐のような毎日だった。グリーンベイにやってきてワークアウトを受けると即契約。体が多少なまっていようと関係ない。4日間でペイトリオッツ戦の準備をしなければならないのだ。

試合最初のドライブ。QBブレイディは立て続けにショートパスを通し、パッカーズはあっという間に自陣に攻め込まれてしまう。そして新加入のウェストブルックを狙ったロングパス。WRパッテンに抜かれずに付いていたウェストブルックは、ややアンダースロー気味のパスに飛びつき、しっかり掴んで離さなかった。「あれがターニングポイントだった。決定的なインターセプトだった」とシャーマンHC。「あれはすごかった。彼には脱帽するよ」とDEバジャ=ビアミラ。

「彼がテキサス大でプレーしていた時、私はテキサスA&Mにいた。だからあのアスリートについてはよく知っているんだ。こっちがグリーンベイに来ると、彼はデトロイトだったしね。彼がこれまでケガでいろいろと苦しんできたことは、我々はよく知っている。それでも彼は良いプレーヤーだと思っている」とシャーマンHC。ウェストブルック本人も、今がベストコンディションだとは思っておらず、 「僕はまだウェイトルームでのトレーニングや、心配機能を高めることが必要だ」と語る。「このチャンスをもらえたことに、神とそしてMr.シャーマンに感謝している」

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