グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月16日

ランとパス

昨年のパッカーズ攻略法といえば、まず8メンボックスでRBグリーンのランを止めることだった(そのおかげで被サックは非常に少なかったが)。スピード不足のWRたちならマンカバーで料理できる。3rdダウンロングに追い込んでQBファーヴの焦りを誘えば、インターセプトも狙える。WRがだらしないためにRBグリーンにマークが集中してしまう、というのが昨季後半の負けパターンであり、今春のWR陣総入れ替えは、それを断ち切るためだった。まだ熟成には程遠いし、OLにケガ人が出て予定が狂ってはいるものの、この2試合の戦いぶりを見ると、補強の効果が出ていることがわかる。

ベアーズは昨年同様、RBグリーンのランを止めることをメインテーマにしたが、パッカーズは長めのパスを投げまくってベアーズのDB陣を粉砕してしまった。それを見て警戒したのか、ペイトリオッツはランの脅威をわかっていながら2ディープを多用せざるを得ず、そのおかげでRBグリーンのランがコンスタントに出た。昨年は開幕2試合で合計273ヤード走った後、警戒されて3試合連続で60ヤード以下に抑えられた。今年は出場した5試合全てで70ヤード以上を走っている。

カテゴリ : Football