グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月14日

Packers 28 - 10 Patriots

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (5-1) 0 14 7 7 28
Patriots (3-3) 0 3 0 7 10

ケガ人続出のため、ディフェンス陣のスターターは、開幕時とは半分も入れ替わっている。特にDB陣は頼みのFSシャーパーとCBマッケンジーが欠場し、パス守備の不安は大きかった。しかし代わりに出場するリプレイスメントたち、新加入のCBウェストブルック、Sボウエン、初先発のルーキーSアンダーソンの3人が重要なところでインターセプトを決め、流れを大きく引き寄せた。ショートパス主体のペイトリオッツとは対照的に、パッカーズはRBグリーンのラン中心にボールコントロール。ターンオーバーでつかんだチャンスをことごとく得点に結び付けたパッカーズが、相手の反則にも助けられて、意外なほどそつのないゲーム運びでスーパーボウル・チャンプを下した。パッカーズは4連勝。ペイトリオッツは3連敗。

<第1Q> 気温は16℃。時おり小雨がパラつき、湿度は100%。 最初のペイトリオッツのドライブ、予想通りテンポの速いパス攻撃でGB陣まで攻め込むが、WRパッテンへのロングパスを、新加入のCBウェストブルックがGB陣7でインターセプト。パッカーズはRBグリーンのラン中心に3つ1stダウンを重ねるが、結局パント。次のNEのドライブでもショートパスでGB陣に攻め込まれるが、相手反則にも助けられて失点は逃れる。

<第2Q> パッカーズは3&アウトでパント。NE陣35からのペイトリオッツ。WRトロイ・ブラウンへのパスやフェイスマスクの反則などで、GB陣14まで来たところでようやくパッカーズが止めてFGへ。32ydsFGが決まってペイトリオッツが先制。パッカーズはRBグリーンのランとTEフランクスへのパスでNE陣26に。3rdダウン2を失敗してFGを蹴った(成功)プレーでオフサイドの反則。労せずして1stダウン。WRドライバーのサイドライン際のキャッチがいったんはアウトオブバウンズと判定されるが、レビューの結果覆って1stダウンゴール。FBヘンダーソンへの4ydsのパスが通ってタッチダウン。次のペイトリオッツは、RBフォークへの横パス失敗が、バックワードパスだったためファンブル扱い。DEバジャ=ビアミラがリカバーしてターンオーバー(レビューしたが覆らず)。NE陣8での大チャンスに、RBグリーンが8ydsのTDパスキャッチ。前半残り2分56秒からのペイトリオッツ。QBブレイディのスクランブルなどで50ヤード付近まで来たところでSSボウエンがインターセプト。その後は両チームとも得点ならず、ハーフタイムへ。

<第3Q>GB陣28から、相手パスインターフェアなどでNE陣35まで攻め込んだパッカーズは、4thダウン4。WRウォーカーへのパスが決まってギャンブル成功するが、そのあと42ydsのFGを右に外して11点差のまま。ペイトリオッツの攻撃は3&アウト。パントリターナーのCBゴードンがファンブルするが、かろうじてマーシャルが押さえて事なきを得る。GB陣6からのパッカーズ攻撃。RBグリーンのランとTEフランクスへのパスでGB陣30。WRウォーカーへのパスインターフェア(34yds)とWRドライバーへの29ydsパスが通ってNE陣2へ迫る。TEフランクスへのTDパスが一発で通って7点追加。94ヤードのドライブ。NE陣17からのペイトリオッツ。WRパッテンへの13ydsパスやパスインターフェアの反則などでGB陣25。しかしそこでSアンダーソンのインターセプト。ボールを奪ったパッカーズは、RBグリーンの38ヤードランでNE陣24へ。

<第4Q> WRグレンがパスインターフェアを誘ってNE陣4へ。RBグリーンのラン3回でタッチダウン。残り12分、NE陣34からのペイトリオッツはもちろんノーハドル。GB陣に入るものの、またもや反則で1stダウンはならずパント。ブーイングが響き渡る。GB陣11からのパッカーズ攻撃はラン・ラン・パスの3&アウト。ペイトリオッツは良いパントリターンで、GB陣44からの攻撃。残り8分。RBアントワン・スミスのラン4回でGB陣4まで迫り、最後はWRギヴェンズへのパスが通ってタッチダウン。18点差で残り6分弱。オンサイドキックのフェイクから普通のキックオフ?。ペイトリオッツの狙いが当たって、パッカーズはGB陣6からの攻撃。ラン・ラン・サックでパント。残り4分、GB陣44からのペイトリオッツ。しかし4thダウン7でのギャンブルが失敗に終わり、ターンオーバー。これで勝負あり。

カテゴリ : Game