グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月 9日

DEジョー・ジョンソンが今季絶望

今季の補強の目玉であったDEジョー・ジョンソンが、ベアーズ戦の第3Qに左の上腕三頭筋を断裂。今季は絶望となってしまった。特にここ2試合ではかなり良い働きを見せていただけに、パッカーズ守備陣にとって大きな損失となった。すでにDEホリデイが長期欠場しているディフェンスラインをどうするか、苦しいやりくりを強いられることになる。 「彼とホリデイの両方がいない? 周りのラインマンの負担が大きくなる。誰かが頑張らないと」とFSシャーパー。

両先発DEの穴をどうするか。まずはホリデイの"Power End"。先発はルーキーのキャンプマンだったが、試合中(たぶんジョンソンが退場する前)から、デカいDTロッド・ウォーカーを"Power End"として使うという試みはしていたようだ。ビリー・ライオンもローテーション起用の候補だが、ジョンソンの代わりに逆サイドで使うかも。

DEジョー・ジョンソンの担当していた"Elephant End" 。パスラッシュだけならDEバジャ=ビアミラがずば抜けているのだが、いかんせん彼は軽量でスピード一辺倒のパスラッシュスペシャリスト。ラン守備ではほとんど役に立たないため、毎ダウン使える選手ではない。昨年ドラフト1巡のレイノルズも同タイプ。おそらくDEジョンソンはインジャリー・リザーブに入れてロースターに空きを作り、誰かDLと契約するだろう。DTハントを再びDEに戻す手もある。ハントやライオンら、DT兼任の選手をDEで使ってランを防ぎつつ、3rdダウンでバジャ=ビアミラのパスラッシュに期待、という感じになるのだろうか。

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