グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年10月 8日

Packers 34 - 21 Bears

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (4-1) 14 10 7 3 34
Bears (2-3) 7 7 0 7 21

天気は晴れ。気温は8℃。両チームの初対戦は1921年にさかのぼり、NFL史上最多の通算163回目の対戦となる。昨年までの成績はパッカーズの73勝83敗6分け。近年はパッカーズが16勝4敗と追い上げている。レギュラーシーズンの163試合に加え、プレーオフでの対戦は1941年に1回あるだけ。シカゴのリグレー・フィールドで行われたその試合では、ベアーズが完勝している。この両者は強い時期が互い違いになっており、両方ともプレーオフに出ること自体が非常に少ない。

前半、ランは止められながらも、長めのパス中心に攻めるパッカーズは、ドライバーへの85ydsTDパスをはじめとして快調に得点を重ね、リードを広げる。ファンブルロストや反則から追い上げを許すが、前半終了間際には49ydsのFGを成功させて、10点差でハーフタイムへ。後半に入ると、FG失敗から自陣深くに攻め込まれるなど、苦しい場面が多かったが、逆にDEバジャ=ビアミラのINTリターンTDが飛び出してリードを広げる。その後も拙い攻めでダメ押しのチャンスを逃したり、ディフェンスにケガ人が続出して苦しいやりくりを強いられるが、INTやサックでしのいで後半を7失点で抑え、なんとか逃げ切りに成功した。

<第1Q> パッカーズの最初のドライブは、WRドライバーへのパスで1stダウンを更新したものの、RBグリーンのランが止められてパント。ベアーズの攻撃もブッカーへのパスを許さずにパントへ。GB陣15からの攻撃、いきなりWRドライバーへの85ydsパスが炸裂して先制タッチダウン。次のベアーズのドライブではランをしっかり止め、またもや1stダウンを許さず。GB陣24からの攻撃、相変わらずランは止められているが、ドライバーとグレンにパスを通し、最後はTEタイロン・デイヴィスへの19ydsTDパスが通って14-0。しかしキックオフリターンでGB陣37までリターンされ、パスインターフェアの反則のあと、WRブッカーへのTDパスを許し、わずか4プレーで7点を返される。

<第2Q> 第2Qの冒頭、WRウォーカーへの17ydsパスが通ってCHI陣32へ。さらにWRグレンに26ydsパスが通ってCHI陣6に迫る。TEフランクスへのパスが通ってタッチダウン。21-7。次のベアーズのドライブは、RBトーマスのランを中心にGB陣36まで攻め込むが、4thダウンでFGフェイクからのLBアーラカーのパスはインコンプリート。無失点に止める。両者パントのあと、GB陣15からの攻撃、WRドライバーがファンブルさせられたボールをSマイク・ブラウンにリカバーされ、GB陣4までリターンされてしまう。TEデイヴィスへのTDパスが通って再び7点差に。両者パントのあと、前半残り38秒、GB陣37からの攻撃。WRグレンへのパスなどでCHI陣30までボールを進め、前半終了と同時にKロングウェルが49ydsFGを決めて3点追加。

<第3Q> 後半開始のキックオフでCHIのRBアブドゥラがファンブルし、パッカーズがCHI陣18でリカバー。しかしタッチダウンはならず、さらにFGもブロックされてしまい、追加点はならず。CHI陣20からのベアーズの攻撃。WRホワイトとWRテレルへのパスでGB陣14へ。DEバジャ=ビアミラのサックでQBにファンブルさせるがベアーズがリカバー。しかしその直後、DEジョー・ジョンソンがQBミラーをヒットして跳ね上がったボールを、DEバジャ=ビアミラがインターセプトし、そのまま72yds走り切ってなんとタッチダウン。次のベアーズの攻撃も、GB陣29まで攻め込むが、サックと反則で3rdダウン21となったところでFSシャーパーがインターセプト。WRグレンへの49ydsパスなどでCHI陣18まで攻め込むが、36ydsFGを右に外して追加点はならず。ベアーズの攻撃をパントに終わらせた後、RBグリーンの43ydsランなどでCHI陣22まで進んで第4Qへ。

<第4Q> CHI陣7まで迫るが、タッチダウンは奪えず、35ydsFGで3点追加。34-14。ベアーズの攻撃はWRブッカーへの31ydsパスなどでGB陣16へ攻め込むが、そこでDEバジャ=ビアミラがサック。4thダウン16でギャンブルを敢行するが、エンドゾーンへのパスは通らずターンオーバー。パッカーズの攻撃が3&アウトに終わった後、CHI陣38からのベアーズの攻撃。残り9分。WRホワイトへの21ydsパスとTEデイヴィスへの21ydsパスが立て続けに決まってタッチダウン。13点差で残り6分50秒となって、ベアーズはオンサイドキック。WRファーガソンが無事にキャッチしてオンサイドキックは不成功。パッカーズの攻撃は1stダウンを1回獲得するが、Kロングウェルが50ydsのFGを失敗。その直後WRテレルへの52ydsパスが通ってしまい、GB陣6まで攻め込まれてしまう。しかしそこでLBウェインがインターセプト。残り2分26秒でベアーズにはもうタイムアウトがなく、これで万事休す。

カテゴリ : Game