グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年9月25日

DEホリデイの代わりは新人DEキャンプマン

最低でも6週から8週の欠場が決定的となったDEホリデイ。もちろんチームにとっても痛いが、彼にとってはメチャクチャ痛いケガだろう。なぜなら、彼はつい最近に契約延長交渉を打ち切っていて、多少は不満な金額でも契約書にサインしてしまっていれば、欠場しても大金を手にすることが出来ていたはずだからだ。しかし今回の大ケガで、来春FAになったとしても、半月前に提示されたような額は望むべくもない。彼への同情よりも、「高望みをしたばっかりに大金をフイにした」という皮肉な論調の記事が多い。

上記のようなメディアの雰囲気を知っているからか、DEホリデイはこのケガについて、まだ全くコメントしていない。FSシャーパーは、「大きな損失だ。彼はプレーしたがっていたし、今年は彼にとって大事な年だから、余計に気の毒に思う。彼は僕らと一緒に優勝目指して戦いたい、という気持ちでいることを僕は知ってる。6週から8週? 僕らとしては、彼が戻ってくるまで、砦を守って戦うしかないよ」

問題は誰を代わりに"パワー・エンド"でプレーさせるか。シャーマンHCは、ドラフト5巡ルーキーのアーロン・キャンプマン(右写真)で行くことに決めたようだ。「私はキャンプマンを非常に信頼している。彼は素晴らしいプレシーズンを送った。シーズンに入って、ここまでは全くプレーしていないが、彼は疲れを知らぬハードワーカーだ。確かに、ホリデイのような選手を失ったショックは計り知れない。しかしこの状況は上手く乗り切っていけると確信している」

ここ数年間、ホリデイがケガした時には、DT兼任のクリディアス・ハントがパワー・エンドに入るのがお決まりのパターンだった。しかしハントは今年から先発DTに昇格し、まずまず良いプレーを続けている。本人もコーチも、それを今になって変えたくない、という気持ちが強いだろう。だから今回は、上記のキャンプマンと、DT/DE兼任のビリー・ライオンが"パワー・エンド"を担当し、先発DTハントの控えはDTウォーレン。NTは先発ギルバート・ブラウンと控えがウォーカー。"エレファント・エンド"は先発ジョンソンと控えがバジャ=ビアミラ。この8人でのローテーションが基本になりそうだ。レイノルズの出番ができるかどうかはまだわからない。

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