グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年9月 5日

OGビル・フェラリオの成長

昨年のドラフト4巡で指名されてから、OGビル・フェラリオは期待通りのプレーを見せてきたとはとても言えない。手の短さが仇になったのか、特にパスプロテクションで苦しんできた。つい3週間ほど前までそんな状態が続き、今年の開幕ロースターには残れないのではないかと囁かれ始めた時期もある。しかし3週間ほど前から、急に彼のプレーが良くなった。

「彼のことを心配したことがあるかって? 確かに。キャンプの最初の頃、彼が少しぬるま湯に浸かっていると感じたこともある。しかしキャンプ後半になって、急に良くなったように思う」とシャーマンHC。ベクトルOLコーチは、ベテランOGブラックシアがパッカーズと契約した直後から成長し始めたと考えているが、フェラリオ本人は偶然に過ぎないと否定する。「キャンプの出だしが悪かったのは認めるよ。でも僕は自分のプレーしか心配していない。チームが誰と契約しようとね」

それはまたCフラナガンの骨折によって、フェラリオがセンターをプレーし始めた頃でもある。それまでは1on1のドリルで負かされてばかりだった彼が、パスブロックで進歩を見せ、自信を取り戻した。プレシーズンゲームが始まると、本職の左ガードの他に、右ガードとセンターでもテストされ、無難な働きを見せて首脳陣を安心させた。フェラリオが3つのポジションの控えをこなせることがわかれば、33歳のOGブラックシアの居場所はなかった。「将来的には、フェラリオにとってセンターがベストポジションかもしれない。しかし私は彼をガードとして諦めるつもりはない。彼はきっと優れたガードになれる」とベクトルOLコーチ。

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