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Camp Notebook: WRグレンの焦り
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年8月27日
前日にはごついニー・ブレースを付けていたWRテリー・グレンだが、この日はそれを外し、厳重なテーピングだけ。最後にはQBノールと居残りで練習し、いくつかのパターンを走った。手応えは上々のようで、前日と比べてブラウンズ戦の出場にも前向きの発言。「今日はずいぶん多くのルートを走ったから、腫れ上がったりしないか明日の朝チェックすることになる。明日の試合の出場は"game-time decision"だね」とグレン。しかしシャーマンHCは全くそれについてはコメントしておらず、おそらく自重させることになるのではないか。
ケガに弱くないことを証明しようと焦るWRグレンについて、QBファーヴがかばっている。「彼があのひどい倒れ方をした時、正直言って今年はもうダメなんじゃないかと思ったぐらいだ。そのくらいヤバかったし、今週出場の可能性があるだけでも驚きだよ。確かに僕らのタイミングを合わせることは必要だけど、一番大事なのは彼に元気でいてもらうことだ。練習させすぎないような注意が必要な選手っていうのはいるものなんだ。だからといって、その選手が「ケガしやすい」ってことじゃない。例えばRBアーマン・グリーンみたいなもんだよ。僕らはグリーンが試合でどれくらい出来るか、十分わかっているからこそ、練習でケガさせたくないんだ」
- ブラウンズ戦の前日のため、ランボーフィールド内でのフォーメーション確認など、ごく軽い練習。
- この日、1stユニットに入ったWRはドライバーとウォーカー。とすると、ブラウンズ戦ではこの2人が先発する可能性が高い。
- 現状ではロンデル・ミーリーとトニー・フィッシャーが有力となっている控えRB争いも、いよいよ大詰め。ブラウンズ戦ではキジャナ・カーターとジェイソン・ブルッキンズの2人にも多くのチャンスが与えられることになりそう。
- CBマッケンジーはふくらはぎを少し痛めているため、大事を取って休ませる方向。逆サイドのCBウィリアムズも欠場するため、先発CBはバウ・ジューとスウィニーになる見込み。パントリターナー兼任のダリエン・ゴードンとマクブライドもハムストリングを痛めているため欠場の見込み。
- 復帰して間もないSSエドワーズが1stユニットで練習し、ブラウンズ戦でも先発することになりそう。ルーキーのアンダーソンも出場するため、セーフティ陣はシャーパー、エドワーズ、ボウエン、アンダーソンのベストメンバー4人がようやく揃うことに。こんなことは11ヶ月ぶりではないだろうか。
- ロースター枠を65人(プラスNFLヨーロッパ派遣選手)に絞り込む期限が現地27日。プレシーズン第3戦を終えた各チームはすでにカットを始めている。パッカーズもブラウンズ戦が終わり次第、大量カットを行わなくてはならない。