過去の記事 |
2002年 >
08月 >
Camp Notebook: RTタウシャーがヒジを負傷
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年8月15日
WR陣は、テリー・グレンとファーガソンが休んでいる状態なので、ドライバー、リー、ウォーカー、ベイリーの4人のプレー機会が大幅に増えている。特にウォーカーは、4月のドラフト指名以来、練習を一度も休んでいないのではないか。「僕の自信のレベルは急上昇している。練習に参加すればするほど、良いプレーができるようになってきている。オフェンス全体がかみ合うようになってきているし、コーチたちもそう感じているはずだ」と自信をのぞかせる。
- 午前の練習中に先発RTマーク・タウシャーがヒジを痛め、一時は「腱を損傷したのではないか」と騒然となった。11on11のドリルの際に、DEホリデイと対戦している最中に、RBのヘルメットがタウシャーのヒジを後ろからヒットしてしまったのだ。しかし検査の結果、前腕部の単なる打撲と判明して一安心。治るまでおそらく数日、とのこと。ヒットされた部分が神経の通るところだったために、かなり悪いのでは、と本人も心配したようだ。
- RTタウシャーのケガが軽いと判明するまでの、シャーマンHCの苛立ちは相当なものだったらしい。しかし、タウシャーの代わりに1stユニットに入った、ドラフト外ルーキーのケヴィン・バリーのプレーについては、「非常に良い仕事をしていた。フィジカル的にも、メンタル的にも、予想よりもずっと早く成長してきている」と高く評価。
- 先発WLBウェインが休む時、ホルムバーグが代役を務めてきたが、この日はNFLヨーロッパ帰りのLBパリス・レノンが1stユニットに入った。「ホルムバーグの力についてはある程度わかっているからね。レノンは瞬発力の高いアスリートだし、ボールへの嗅覚に優れている」とシャーマンHC。
- 練習に復帰して5日ほどになるCBバウ・ジューはまずまず順調のようで、「今週の試合には出るつもりだ」と話している。「僕は去年、突然セーフティにコンバートされて、耐えられる限りの試練に耐えたと思う。でも今は、CBに戻って訓練を積むことが必要だ」とジュー。しかし今はセーフティ陣にケガ人が多いため、セーフティでの出場の可能性もある。
- ここまで評判の芳しくなかったDEレイノルズだったが、ここ2日ほどは、だいぶパスラッシュが良くなっている。まだヒザの痛みは残っているようだが、キャンプ開始当初と比べると、足腰のパワーが戻ってきたのが向上の原因らしい。彼と毎日居残り練習を続けているフランクリンDLコーチは、「理由はいろいろある。より体調がよくなるとともに、プレーもよくなってきた」と説明する。
- ヒザを痛めていたWRウィンドレル・ヘイズが解雇され、代わりにパッカーズはWRのAnthony McCullough (マカロック?)と契約した。彼はテネシー大出身の26歳。'98年のドラフト7巡でセインツに指名されたが、どのチームのロースターにも残れず、主にNFLヨーロッパで活躍してきた。