グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年8月 6日

ドナルド・ドライバーが2番手WRに昇格か?

金曜日あたりから、WRドナルド・ドライバーがテリー・グレンとともに1stユニットに加わり、スプリット・エンドをプレーすることが増えて注目を集めている。日曜日の練習でもドライバーが1stユニットに入った。ロスリーOCは、来週のイーグルス戦に彼を先発させるかどうかについては"ノーコメント"としながらも、「彼は非常に良いプレーを続けていて、彼にもっとプレーさせなければいけない、ということは間違いない」と説明している。

スプリット・エンドの先発は、4月のミニキャンプ以来ずっとファーガソンが務めてきたが、2人の評価が逆転した、と見ていいのだろうか。「できればフィジカルで、大きいパスターゲットが欲しい。ファーガソンはフィジカルなタイプだ」とロスリーOC。逆サイドのグレンが小型WRだけに、85kgしかないドライバーよりも、サイズのあるファーガソンの方が望ましい、ということだろう。「まだ何もコメントしたくない。何試合かプレシーズンゲームが済むまではね。プレシーズンでのプレーを見てから決めるのだ。我々はまだファーガソンを支持している」

ロスリーOCは、「ドライバーのプレー機会が増えたのは、ドライバーの出来が良いからであって、決してファーガソンに失望したからではない」と強調するが、ファーガソン本人はやはり動揺を隠せない。「どういうことなのか、僕だって知りたいよ。君たちと同じようにね。僕はまだ何も説明を受けていないし、フィールドに出てプレーするだけ。決めるのはコーチたちだから。できれば誰かが説明してくれるといいんだけど」。キャンプ開始当初は、ウィルス性の胃炎で体調が悪かったが、ここ数日のファーガソンの動きはだいぶ良くなってきているようだ。

ドライバーは99年のドラフト7巡指名で、今年でNFL4年目となる。35試合に出場し、先発は4試合。パスキャッチ37回、520yds(平均14.1yds)、3TD。今春には制限付きFAとなり、チーフスから3年$3ミリオンほどのオファーがあったが、今年は安いサラリーで残留して、来春FAになることを選んだ。WRには珍しいほどの?ナイスガイで、控えめで謙虚なハードワーカー。スペシャルチームの中心選手の1人でもある。

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