過去の記事 |
2002年 >
08月 >
Camp Notebook: ダヴェンポート強制休養
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年8月 3日
数人のNFL審判たちがグリーンベイを訪れ、練習で笛を吹いた。シャーマンHCは「このところディフェンスのホールディングが目立っていたから、見てもらうのにちょうどいい」と喜んでいる。また審判たちは、今年から変更されるルールについても、選手たちにレクチャーを行った。
- 足の骨折箇所の治り具合を心配したシャーマンHCが、ルーキーFBナジェ・ダヴェンポートを強制的に休養させた。水曜日の夜にX線検査を受けた結果、特に問題ないことははっきりしていて、本人も練習に復帰するつもりだったのだが。「誰も気が付かないようだが、彼は足をかばっていると思う。痛みはあるわけだし、それがひどくならないように、しばらく休ませて様子を見たいのだ」とシャーマンHC。
- キャンプ開始以来、ダヴェンポートは本来のフルバックだけでなく、テイルバックでもプレーし、しかもキックオフリターナーの有力候補にもなっていて、疲労はたまっているだろう。しかも彼はドラフト前に、治りきらない足のままで無理に(スカウトの前で)ワークアウトを行い、大幅に悪化させてしまったという前科があり、シャーマンHCが慎重になるのも無理はない。ダヴェンポート本人は「コーチの言うことには従わなきゃしょうがない」とあきらめ顔。
- ドラフト6巡指名のOT/OGマイク・ホウトンが悪戦苦闘している。この日のパスブロッキング・ドリルではDEレイノルズやルーキーDEキャンプマンにあっさりやられてしまった。プロとしてのテクニックが足りないだけでなく、パワーやガタイも足りない。タックルとガードの両方をやらされることで余計混乱しているのかもしれないが、今のままでは苦しい。
- 3rdダウンでのパスラッシュ専門のDEバジャ=ビアミラとDEレイノルズは、そのスピードを活かして、スペシャルチームでもプレーすることになった。「コーチたちは僕にSTのリーダーになってほしいようだ。個人的にはあまりSTは好きじゃないけど、コーチがそう言うなら喜んでやるよ」とバジャ=ビアミラ。
- 前日から練習に復帰している控え右タックルのケヴィン・バリー。DEバジャ=ビアミラを1on1で封じ込めるなど、まずまず期待通りのプレーを見せている。アシスタントDLコーチのパット・ルーエルは、「問題は彼が健康でいられるかだ。練習の機会を逃さないことが彼には一番大事だ」
- FGの際のホルダーはQBピダーソンだが、2番手としてはパンターのビドウェル。しかしどうもキッカーのロングウェルとはタイミングが合わない。「もしビドウェルと本番に臨むなら、もっともっと練習しないと」とロングウェル。
- FBダヴェンポートが休んでいるため、サイズのあるRBブルッキンズが、はじめてFBでもプレー。
- WRチャールズ・リーはようやくハムストリングが治って練習に復帰。
- これまで主にアリーナ・リーグで活躍してきたWRクリス・ジャクソンと契約。代わりにパンターのスコット・エルダーが解雇された。これでキッカーはロングウェル1人だけ、パンターもビドウェル1人だけになった。
- マイク・シャーマンHCの娘のサラはジャーナリズム志望で、昨秋からミルウォーキーのマーケット大に進学している。昨年も今年も、キャンプの時期は父親のそばで、チーム広報の見習?として働いている。記者たちに配る資料をそろえたりすることの他に、今年はチーム公式サイトで"Training Camp Report"を交代で書いている。これまでに7/29の分と7/31の分を担当したようだ。