グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年7月31日

新人FBダヴェンポートはテールバックも

半年以上ぶりの練習復帰で心配されたルーキーFB/RBナジェ・ダヴェンポートだが、なかなか良い動きを見せている。骨折していた左足をまだ少しかばって、鋭いカットを切らないようにはしているが、これまでのところ休みなしで練習に参加。6月のミニキャンプの時には練習ができないために253ポンド(114kg)もあった。「彼はその後かなりハードに頑張って、10ポンド以上絞ってきたよ。今はずいぶんいい体になってる」とヘイトリー副GM。

これまでダヴェンポートはほとんどの時間を、フルバックとして先発のヘンダーソンの下で勉強を重ねてきた。しかし月曜日になって、初めてテールバックとしてフルスクリメージ練習に参加し、ラン3回14ヤード、パスキャッチ1回15ヤード。2番手を争う他のRBたちが好調ディフェンス相手に苦しむのを尻目に、なかなかパワフルなランを見せた。「僕は幅広いプレーができる。もし2番手RBがうまくいかないなら、喜んで僕がやるよ。でも今は、ヘンダーソンに次ぐ2番手FBの座を確保しなきゃ」

スペシャルチームでも彼の活躍が期待されるのは言うまでもない。キックオフリターナーはまだ決まっておらず、若手RBたちがこちらでも出場のチャンスを狙っている。ノヴァックSTコーチも「たぶんダヴェンポートはレヴェンズより速いよ」と認めていて、開幕時に彼がキックオフリターンをやる可能性は十分あるとのこと。

足のケガと同じように心配されるのが法律上の問題。例の事件の裁判がはじまり、月曜の朝には彼の代理として弁護士が無罪の申し立てをした。 ただでさえルーキーにはいろんないたずらがされるものだが、あの逮捕のあと、きついジョーク(彼のロッカーに便器が・・・)が彼を待っていた。「事件については、チームメイトもすごくよく知っていた。彼らはただからかっただけだ。こんなことの後には、なにかと名前が出されるしね。みんなは僕がここにフットボールをするために来ていることをわかっているから、本気で僕を邪魔しようとなんて思ってない。だから僕もいちいち怒ったりなんかしないよ」

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